昨日は、午前中、『婦人公論』で安藤優子さんとの対談

介護で御苦労なさった結果、いい老人ホームと出会い、さらに芸術療法を続けるうちに、認知症のお母様が絵画と出会い、すばらしい才能が見出されて、個展まで開かれたとのこと

在宅介護の押し付けに対する憤りもとてもストレートで、非常に好感がもてた

私の映画もそういう意図だが、こういう人に、もっと発信してほしい

久しぶりに充実感のある対談だった

で、セルレアンホテルの対談のあと、青山の大学院で待ち合わせして、いわき(原発にもっと近い広野町に事業所を移されたので、今回からはそこに行くことになった)で原発の内部で働く人の心のケアのボランティアだったので、昼は渋谷の南口のラーメン激戦区のラーメンを食べようと思った

明治通りを南に下り、いろいろと歩いていたが、どうしようと迷う

結局、インスピレーションで、たれ屋という焼肉屋が昼間だけやっている牛骨ラーメンの店『麺屋たれ屋』に入る

これは、久しぶりの当たりだった

まずびっくりするほど麺がうまい

あっさりしているが、しっかりと上質な小麦粉の味がする

スープも上品でこくがある

もともと牛骨ラーメンはがんこも好きだったが、ここのはもう少しスープにこくがある

チャーシューの代わりに牛肉のあぶり焼きのようなのが入っていて、これもおいしいし、穂先メンマもおいしい

すべてに及第点の久しぶりに嬉しいラーメン

で、その後、大学院に戻って、メールの返事をしようとするが、携帯からのメールで、アドレスにクォーテーション・マークが入っていると、返信ができない

それで、そのアドレスを貼りつけて、スマートフォンに送って、それをカットアンドペーストして、その人に携帯メールで返事をしようとするが、またREGAZAフォンは、アドレスのところに貼りつける機能がどうしてもみつからない

スマホに詳しい学生にやらせるが、それでもできず、直接入力しかないですねと言われる始末

こんな単純な機能ももっていないものを平気で売りに出す神経が信じられない

昔なら、ある程度、機能がしっかりしたり、よその製品に勝てるようになってから市場に出していたが、まさにREGZAだけなのかもしれないが、日本の恥としか思えない

こんなことでは、日本ブランドの維持は困難だろう

故障しないこと、もとの製品より便利なことで信頼を勝ち得てきたのだから

学力で韓国に負けて、20年

ついに製品開発のコンセプトでも負けるようになったかと思うと情けない

さて、本日は、いっぽうで、医療や介護についての生保の利用について、食いものとかいう、よく聞くようなメッセージ(その方は財政を心配しておられるようだったが)、生保について、とても深刻なメッセージをいただいた

夫の会社が倒産、一家離散のあげく、息子を引き取り、2件のパートをかけもちして、睡眠時間一日4時間でがんばっていたが、体を壊し、ついに生活保護受給

その子どもが優秀で(これ以上書くと、プライバシーの問題になりそうなので書かないが)、私立中学の受験を断念した後、現在は私立名門校に通っているとのことだが、昨今の生活保護バッシングで、生保なのに、私立高校ということで、風当たりがすごく強いらしい

生活保護を受けていなかった頃のブランド物のバッグを1個以外もっていないが、それ以外にフォーマルなものがないので、バッシングが怖くて、子どもの懇談会にも行けないなんて話はあっていいのかと思う

生活保護の人だって、冠婚葬祭を含めて、フォーマルな場に出る資格は十分あるはずだ

文化的で健康的な最低限の生活に、それが含まれないわけがない

その人の紹介するほかの事例もふくめ、読むも涙の話が続くが、どこまで引用していいのかわからない

もしその方がこのブログを読んでくださっていたら、どこまでは読者に紹介していい話か教えていただきたい

もちろん、息子さんの現在通う高校名などは絶対に書かない

できれば、引用していい形に、改変していただいて、メッセージを送っていただければ大歓迎だ

そのくらい一般の人に知ってほしい話だったからだ