年収７００万円の市職員の親が生活保護を受けているということでコテンパンに叩かれていた
たとえば、こういうストーリーはどうだろう？
母一人子一人の母子家庭で、母親が安い給料の中から貯金もできずに、子どもを大学にやった
母親は父親に捨てられるような形で離婚したので、４０歳近くまで年金をかけていなかった
その子どもはやっとの思いで、２０００万円程度のささやかなマンションを買い、ローンの支払いに苦しみながら、その子ども（母子家庭の母親の孫）を塾に通わせ、私立中学の合格も果たした
でも、年収７００万、手取り５００万では、家のローンと息子の教育費で貯金もできず、妻はパートに出ようと考えている
そんな折、母親は歳をとり働けなくなったが（若いころの過労がたたって病弱である）、ほとんど年金がもらえないので、生活保護を申請した。体の弱い母親は、医療費もタダになるこの制度は、生活費だけでなくありがたかった
死ぬ思いで働いて、子どもに教育をつけ、やっと息子一家に幸せが訪れたのだから、息子の世話にはなりたくない
息子一家のささやかな幸せを潰したくないのだ
ところが、それをマスコミがかぎつけこてんぱんに叩く
息子は結局、母親の生活保護を打ち切り、親に金を送ることになる
マンションを売ろうかと思ったが、元の値段より下がっていて、借金だけが残るし、母親に生活保護分（プラス医療費）を送ると、一家で住むための家賃だって払えない
結局、まじめな息子の息子はせっかく受かった中学をやめることになる
息子はぐれて不良になり、本来なら社会に貢献するはずだった人間が、悪の道に走ってしまう（もちろん日本の国家的な損失はその母親がもらった生保の金額の比ではない）
その母は、自分のために孫が進学できなくなり、不良になったことを知り、罪悪感にさいなまれて鬱になる
そして自殺という結末
これがありえない妄想と言えるだろうか
精神科医の私にはとてもリアルな空想なのだが
おそらく、マスコミでこの公務員を叩くテレビ局の社員の人たちもコメンテーターの文化人も、親がリッチだったり、少なくとも親が厚生年金をもらえる人たちだろうから、親が生保をもらうことのリアリティがないのだろう
ただ、一つ知ってほしいのは、高齢者の自殺は自殺全体の４割にも及ぶことだ
そして、たとえば一人暮らしの高齢者より、家族と同居する高齢者のほうが自殺率が高い
高齢者にとって人に迷惑をかけているという罪悪感は自殺の大きな要因なのだ
ロシア（この国が先進国といえるかはわからないが）を除く先進国で、いちばん自殺が多い国で、ＧＤＰに対する生保の支出がＯＥＣＤの平均の１／３～１／４に過ぎない日本で、自殺を減らすために生保を充実させろと言わないで、生保狩りをするマスコミやコメンテーターの文化人というのは何を考えているのだろう
うつ病で働けなくなっている人だって、今の生保狩りは恐怖のはずだし、確実に鬱に悪い影響を与えるだろう。働かなければいけないという焦りや、働きたくても仕事ができないという無力感、そして、福祉で人様に迷惑をかけているという罪悪感は確実に鬱を悪くする
で、はたと気づいた
要するに、これは財務省による情報操作なのではないかと
野田首相をみてもわかるように財務省は政治家やマスコミの洗脳が実にうまい
やせ形のほうが平均余命が６－８年短いのを知っていて、メタボは悪いと大衆を洗脳する
（野田氏は財務省のお気に入りなので、やせると長生きできませんよと教えられているようだが）
すると年金を払う期間が６－８年短くて済む
自殺はもっと、財務省にとってとてもありがたいことだ（自殺が増えれば、国が払う金をかなり減らすことができる。自殺が増えることは諸外国では政策のミスと考えられるが、日本では自己責任と国民は洗脳されている）
自殺してくれれば、うつ病の人に障害年金も払わなくて済む
生保の人の自殺者が増えれば、生保に払う金が減る
高齢者の自殺が増えれば、それ以降年金や生保に払う金が減る
だから、政治家もうつ病が恥ずかしい病気だと世間に思わせるようにうつ病を隠す
ノルウェーのボンデヴィック元首相のようにうつ病を公言して、休職、復職をすれば、人々が気軽に精神科にかかるようになって、うつ病も見事に減る（昔は日本より自殺の多い国だったが、今は日本の自殺率の半分だ）
でも、日本だと明らかにうつ病でやめたように見える首相などもいるが、もちろん病気を隠す
でも、うつ病が恥ずかしい病気だ、うつ病が知られると政治生命が終わると財務省が洗脳しているのならつじつまがあう
うつ病で人々が気軽に医者にかかるようになると医療費も増えるし、自殺もへるので、障害年金や生活保護で払わないといけない金が増える
現在、ＷＨＯの統計では人口の３％がうつ病と推定されるそうだが、その推計値だと日本には４００万人程度のうつ病患者がいる。うち医者にかかっている人は１００万人
財務省は、これ以上うつ病患者に医者にかからせたくない
自殺もなるべく増えてほしい
精神障害者をガス室に送ったナチスと大した変わりがないように思うが、それは私の被害妄想だろうか？
たとえば、こういうストーリーはどうだろう？
母一人子一人の母子家庭で、母親が安い給料の中から貯金もできずに、子どもを大学にやった
母親は父親に捨てられるような形で離婚したので、４０歳近くまで年金をかけていなかった
その子どもはやっとの思いで、２０００万円程度のささやかなマンションを買い、ローンの支払いに苦しみながら、その子ども（母子家庭の母親の孫）を塾に通わせ、私立中学の合格も果たした
でも、年収７００万、手取り５００万では、家のローンと息子の教育費で貯金もできず、妻はパートに出ようと考えている
そんな折、母親は歳をとり働けなくなったが（若いころの過労がたたって病弱である）、ほとんど年金がもらえないので、生活保護を申請した。体の弱い母親は、医療費もタダになるこの制度は、生活費だけでなくありがたかった
死ぬ思いで働いて、子どもに教育をつけ、やっと息子一家に幸せが訪れたのだから、息子の世話にはなりたくない
息子一家のささやかな幸せを潰したくないのだ
ところが、それをマスコミがかぎつけこてんぱんに叩く
息子は結局、母親の生活保護を打ち切り、親に金を送ることになる
マンションを売ろうかと思ったが、元の値段より下がっていて、借金だけが残るし、母親に生活保護分（プラス医療費）を送ると、一家で住むための家賃だって払えない
結局、まじめな息子の息子はせっかく受かった中学をやめることになる
息子はぐれて不良になり、本来なら社会に貢献するはずだった人間が、悪の道に走ってしまう（もちろん日本の国家的な損失はその母親がもらった生保の金額の比ではない）
その母は、自分のために孫が進学できなくなり、不良になったことを知り、罪悪感にさいなまれて鬱になる
そして自殺という結末
これがありえない妄想と言えるだろうか
精神科医の私にはとてもリアルな空想なのだが
おそらく、マスコミでこの公務員を叩くテレビ局の社員の人たちもコメンテーターの文化人も、親がリッチだったり、少なくとも親が厚生年金をもらえる人たちだろうから、親が生保をもらうことのリアリティがないのだろう
ただ、一つ知ってほしいのは、高齢者の自殺は自殺全体の４割にも及ぶことだ
そして、たとえば一人暮らしの高齢者より、家族と同居する高齢者のほうが自殺率が高い
高齢者にとって人に迷惑をかけているという罪悪感は自殺の大きな要因なのだ
ロシア（この国が先進国といえるかはわからないが）を除く先進国で、いちばん自殺が多い国で、ＧＤＰに対する生保の支出がＯＥＣＤの平均の１／３～１／４に過ぎない日本で、自殺を減らすために生保を充実させろと言わないで、生保狩りをするマスコミやコメンテーターの文化人というのは何を考えているのだろう
うつ病で働けなくなっている人だって、今の生保狩りは恐怖のはずだし、確実に鬱に悪い影響を与えるだろう。働かなければいけないという焦りや、働きたくても仕事ができないという無力感、そして、福祉で人様に迷惑をかけているという罪悪感は確実に鬱を悪くする
で、はたと気づいた
要するに、これは財務省による情報操作なのではないかと
野田首相をみてもわかるように財務省は政治家やマスコミの洗脳が実にうまい
やせ形のほうが平均余命が６－８年短いのを知っていて、メタボは悪いと大衆を洗脳する
（野田氏は財務省のお気に入りなので、やせると長生きできませんよと教えられているようだが）
すると年金を払う期間が６－８年短くて済む
自殺はもっと、財務省にとってとてもありがたいことだ（自殺が増えれば、国が払う金をかなり減らすことができる。自殺が増えることは諸外国では政策のミスと考えられるが、日本では自己責任と国民は洗脳されている）
自殺してくれれば、うつ病の人に障害年金も払わなくて済む
生保の人の自殺者が増えれば、生保に払う金が減る
高齢者の自殺が増えれば、それ以降年金や生保に払う金が減る
だから、政治家もうつ病が恥ずかしい病気だと世間に思わせるようにうつ病を隠す
ノルウェーのボンデヴィック元首相のようにうつ病を公言して、休職、復職をすれば、人々が気軽に精神科にかかるようになって、うつ病も見事に減る（昔は日本より自殺の多い国だったが、今は日本の自殺率の半分だ）
でも、日本だと明らかにうつ病でやめたように見える首相などもいるが、もちろん病気を隠す
でも、うつ病が恥ずかしい病気だ、うつ病が知られると政治生命が終わると財務省が洗脳しているのならつじつまがあう
うつ病で人々が気軽に医者にかかるようになると医療費も増えるし、自殺もへるので、障害年金や生活保護で払わないといけない金が増える
現在、ＷＨＯの統計では人口の３％がうつ病と推定されるそうだが、その推計値だと日本には４００万人程度のうつ病患者がいる。うち医者にかかっている人は１００万人
財務省は、これ以上うつ病患者に医者にかからせたくない
自殺もなるべく増えてほしい
精神障害者をガス室に送ったナチスと大した変わりがないように思うが、それは私の被害妄想だろうか？