相続税問題について増税賛成の意見が、私の読者に関しては多いが、１００％は極論で７０％くらいが適切というメッセージをいただいた
格差是正論者の橘木先生などがそのご意見だったという
私は実は、９０％と１００％でも大きな差になると思っている
相続税の最高税率は以前は７０％だったが、その頃はひどい節税がまかり通っていた
たとえばソニーの盛田家などは非上場のレイケイなる会社が所有するソニー株が２０００億円くらいの時価だったらしいが、その会社の評価額が異常に低く見積もられて、２０００億円くらいの財産を相続しながら１００億円くらいの相続税しか払っていなかった（ついでにいうと、相続した息子はシンガポールの金持ちなどにだまされたらしく、８００億円くらいくだらない投資で損をした上に、レイケイという会社も解散している。相続税を安くして、バカ息子に継がせると、海外の金持ちの食い物にされるという意味も、愛国者なら考えてほしい）皮肉なことにレイケイなる会社は、１６代も続いた盛田家の家業の造り酒屋が本業の会社だった。相続税で家が途絶えたことはなかったのに、相続税を安く上げるために、そんな会社にソニー株をもたせて大金持ちにしたほうが、よほど家が途絶える原因になったのだ。
相続税が７０％の時代だって、金持ちの相続税は５－１０％程度だったことは忘れてはならない
１００％になると原則物納になるだろうが、９０％であっても評価額が操作できると、とりはぐれがものすごいものになる
あと、私が問題にしている事業継承についても、残りの兄弟に相続権が残っている限りは相続放棄は進まないだろう。原則１００％にして、農家であれ、銀座の料亭であれ、事業継承をした子どもだけが０％になるなどという特例にしたほうが、よほど事業継承もスムーズにいくし、土地も細分化されない
私は１００％は極論と思わない。１００％にして、さまざまな例外規定を設けたほうが、よほど相続や日本の伝統の継承がスムーズにいくと信じているが、おそらくは極論として相手にされないだろう
親がパチンコ依存で破産に、ご本人は精神障害の２級で生活保護を受けておられるという方からもメッセージをいただいた
意気投合した同じメンタルの病をもつ友人の自殺を機に「私は彼の死から多くのものを感じ、正直どんな手を使ってでも生きようと思いました。生保暮らしを選んだのも死ぬよりはいいと思ったのもあります。」（引用終わり）というのは、精神科医としてはとても正しいと思う
が、
「それでもやっぱり、
生活保護で暮らしてる人は恐らくほとんどの人がどこか後ろめたさを感じながら日々暮らしてると思うのです。
社会に迷惑かけながら生かされてると、いまにも押しつぶされそうな自責の念との戦いでもあります。
それに輪をかける、生保憎しの声の数々。。。
幸いにも理解者はいるのですが、ネットなどでの酷い声などを見ると街で見かける誰もが批判派のように錯覚してしまったり、メンタルにも悪影響でしかないのが本音です。」（引用終わり）
ほかの先進国と比べて、ずっと生活保護を受けている人の数も、ＧＤＰに対する生活保護の支給額も少ないのに、こうやって心の病を持つ人まで苦しめられていると思うとやるせない
さて、昨日はＬＡセレブのダイエットを取り上げたが、私自身はアンチエイジングは大切と思っているが、ダイエットそのものは目標にしていない
というのは、日本だけでなく、世界中の疫学調査で、やや肥満の小太りの人のほうが長生きしていることが明らかになっているからだ
私自身もショーシャ先生の食べ方で、多少はダイエットできたが、それ以上に、この年齢だとやせるとしわっぽくなるはずが、顔が若返ったと言われることのほうが嬉しい
最近の医学のテーマに肥満パラドックスというのがあるらしい
もともとは小太りの人のほうが長生きするというのは、動脈硬化や循環器疾患には太めの人は不利だが、栄養状態がいいほうが免疫機能も高いし、鬱にもなりにくいからだと説明されてきた
ところが循環器疾患についても、肥満の人のほうが予後がいいという肥満パラドックスがいろいろと明らかにされているそうだ
慈恵医大で心不全で入院した２１９人の予後調査では、肥満の人ほど、その後心不全を起こしにくかったのだ
欧米ではＣＯＰＤでもＢＭＩが高いほど予後がいいとされている
北大の調査では、心不全で入院した患者さんの予後調査で、やせ型よりＢＭＩ２３．５以上のほうが死亡率が少ないことが明らかになっている
ＡＳＯでも１５年間の追跡調査でＢＭＩが高い群の死亡率が低く、やせ型の群が死亡率が高いことが明らかにされている
やはりやせ願望をあおるのは、早く人に死んでもらって、年金財政を楽にしようという財務省の陰謀のように思えてならない
実際、メタボ騒ぎをおこした松澤という人は、写真で見る限りやせる気がないようだ
賢い医者の本音と建前がよくわかる気がする
頭の悪い医者は、それを信じて、自分までやせようと必死のようだが
格差是正論者の橘木先生などがそのご意見だったという
私は実は、９０％と１００％でも大きな差になると思っている
相続税の最高税率は以前は７０％だったが、その頃はひどい節税がまかり通っていた
たとえばソニーの盛田家などは非上場のレイケイなる会社が所有するソニー株が２０００億円くらいの時価だったらしいが、その会社の評価額が異常に低く見積もられて、２０００億円くらいの財産を相続しながら１００億円くらいの相続税しか払っていなかった（ついでにいうと、相続した息子はシンガポールの金持ちなどにだまされたらしく、８００億円くらいくだらない投資で損をした上に、レイケイという会社も解散している。相続税を安くして、バカ息子に継がせると、海外の金持ちの食い物にされるという意味も、愛国者なら考えてほしい）皮肉なことにレイケイなる会社は、１６代も続いた盛田家の家業の造り酒屋が本業の会社だった。相続税で家が途絶えたことはなかったのに、相続税を安く上げるために、そんな会社にソニー株をもたせて大金持ちにしたほうが、よほど家が途絶える原因になったのだ。
相続税が７０％の時代だって、金持ちの相続税は５－１０％程度だったことは忘れてはならない
１００％になると原則物納になるだろうが、９０％であっても評価額が操作できると、とりはぐれがものすごいものになる
あと、私が問題にしている事業継承についても、残りの兄弟に相続権が残っている限りは相続放棄は進まないだろう。原則１００％にして、農家であれ、銀座の料亭であれ、事業継承をした子どもだけが０％になるなどという特例にしたほうが、よほど事業継承もスムーズにいくし、土地も細分化されない
私は１００％は極論と思わない。１００％にして、さまざまな例外規定を設けたほうが、よほど相続や日本の伝統の継承がスムーズにいくと信じているが、おそらくは極論として相手にされないだろう
親がパチンコ依存で破産に、ご本人は精神障害の２級で生活保護を受けておられるという方からもメッセージをいただいた
意気投合した同じメンタルの病をもつ友人の自殺を機に「私は彼の死から多くのものを感じ、正直どんな手を使ってでも生きようと思いました。生保暮らしを選んだのも死ぬよりはいいと思ったのもあります。」（引用終わり）というのは、精神科医としてはとても正しいと思う
が、
「それでもやっぱり、
生活保護で暮らしてる人は恐らくほとんどの人がどこか後ろめたさを感じながら日々暮らしてると思うのです。
社会に迷惑かけながら生かされてると、いまにも押しつぶされそうな自責の念との戦いでもあります。
それに輪をかける、生保憎しの声の数々。。。
幸いにも理解者はいるのですが、ネットなどでの酷い声などを見ると街で見かける誰もが批判派のように錯覚してしまったり、メンタルにも悪影響でしかないのが本音です。」（引用終わり）
ほかの先進国と比べて、ずっと生活保護を受けている人の数も、ＧＤＰに対する生活保護の支給額も少ないのに、こうやって心の病を持つ人まで苦しめられていると思うとやるせない
さて、昨日はＬＡセレブのダイエットを取り上げたが、私自身はアンチエイジングは大切と思っているが、ダイエットそのものは目標にしていない
というのは、日本だけでなく、世界中の疫学調査で、やや肥満の小太りの人のほうが長生きしていることが明らかになっているからだ
私自身もショーシャ先生の食べ方で、多少はダイエットできたが、それ以上に、この年齢だとやせるとしわっぽくなるはずが、顔が若返ったと言われることのほうが嬉しい
最近の医学のテーマに肥満パラドックスというのがあるらしい
もともとは小太りの人のほうが長生きするというのは、動脈硬化や循環器疾患には太めの人は不利だが、栄養状態がいいほうが免疫機能も高いし、鬱にもなりにくいからだと説明されてきた
ところが循環器疾患についても、肥満の人のほうが予後がいいという肥満パラドックスがいろいろと明らかにされているそうだ
慈恵医大で心不全で入院した２１９人の予後調査では、肥満の人ほど、その後心不全を起こしにくかったのだ
欧米ではＣＯＰＤでもＢＭＩが高いほど予後がいいとされている
北大の調査では、心不全で入院した患者さんの予後調査で、やせ型よりＢＭＩ２３．５以上のほうが死亡率が少ないことが明らかになっている
ＡＳＯでも１５年間の追跡調査でＢＭＩが高い群の死亡率が低く、やせ型の群が死亡率が高いことが明らかにされている
やはりやせ願望をあおるのは、早く人に死んでもらって、年金財政を楽にしようという財務省の陰謀のように思えてならない
実際、メタボ騒ぎをおこした松澤という人は、写真で見る限りやせる気がないようだ
賢い医者の本音と建前がよくわかる気がする
頭の悪い医者は、それを信じて、自分までやせようと必死のようだが