最近、リストラされたという人からメッセージをいただいた
リストラによって、「個人が本当にやりたいことをさがしてやりたいことをする方向に行くということもあるのではないかと思っています。」(引用終わり)
こういう前向きの考え方は嬉しい
ただ、ヨーロッパのように失業期間中に十分な生活保護を受けられて、その期間中に勉強をするなり、次の仕事をじっくり探すということができれば、もっと、それが可能になるだろうが、失業保険を受ける期間がすぎた失業者を「なまけ」とみなして、生活保護を受けるのが罪悪のように言われているようだと、やりたいことを探しで、やりたいことをするというのが難しくなるのが心配だ
さて、生活保護問題は、子どもが金があるのに受けている、ワーキングプアより収入が多いという問題だけでなく、生活保護を受けているやつがパチンコにいく、カラオケにいくなどということまで批判の対象になっている
精神科医の立場から言っても、生活保護の人にもメンタルヘルスが大切だと思うし、文化的で健康的な最低限の生活という趣旨からしても、食べるところと寝るところしか保証しない刑務所や奴隷のような生活ではなく、多少の楽しみだって得る権利はあると思う
さらに言うと、命綱である生活保護費をパチンコですってしまうとしたら、りっぱなぎゃんぷる依存症である。むしろ治療につなげるべきだろう。
そして、こういう人が責められるのに、そういう依存者を作るパチンコ業界は責められない
ギャンブルというのは依存性が強く、脳のソフトを書き換えるものだから、諸外国では厳正な取り締まりを行う
あるいは、簡単にアクセスできないようにする
どこの駅にでもパチンコ屋があり、毎日やっているということ自体が異常な話である
もちろん、となりの韓国では禁止になった
生保をたたくテレビ局が、パチンコ屋から広告をとって、社員に東電の倍近い給料を払っているのが日本国の現状だ
さて、消費税の増税には財界がこぞって賛成しているようだ
そのほうが法人税や自分たちの高い給料に対する課税が少なくてすむからだろう
しかし、よく考えてほしい
たとえ、今の原案通りの10%までの増税としても、210万円で買えた車が220万円になる
2100万円で買えたマンションが2200万円になる(マンションの値段の場合は、もう少し複雑だが)、少なくとも2100万円で建った家が2200万円になる。2億1000万円で建ったビルが2億2000万円になる
消費税増税の前のかけこみ需要で一過性でものが売れるかもしれないが、値の張るものほど、買うのや買い換えるのをやめようとしたり、値上げができない分だけ、値下げをせざるを得なくなるだろう
円高で騒いでいるが、内需が落ち込むことを日本の経営者は心配しないのだろうか?
そのくせして、円高をなんとかしろという
日本の経営者は国内の消費者など眼中にないようだ。外需だけが頼りなのだろうか?
そして為替介入をしてドルやユーロを買うと、それで結局米国債を買わされる。金でも買えば、金価格が上昇して儲かるのに、それはやらない。そして、いつも損をする。その何兆円かの損は誰が払うというのだろうか?
そして国内でものが売れなくなるとリストラも増えるだろう
パチンコ屋にしても財界人にしても生活保護を作る側は叩かれず、そこに落ちた側ばかりがボロクソに叩かれる
何かおかしい
さて、その大嫌いなテレビで、LAセレブのダイエット法が紹介されていた
インスリンを急に出さないために何回も食べろとか、最初に糖分を摂取しないとか、何回にわけて食べろとか、ホールフードで食べろとか、いろいろなものを食べろとか、テレビにしては珍しくまともなことを言っていた
これは、私の主張するところでもあり、私のアンチエイジングの師であるクロード・ショーシャー先生の主張するところでもある
1日一回の食事や粗食が体にいいわけがない
人間というのは栄養状態の改善とともに平均寿命が伸びてきたり、歳の割に若返ってきた(たとえばサザエさんのフネさんは48歳とのことだ。昔の48歳というのはあんなものだったのだ)ことを忘れてはいけない
北朝鮮の平均寿命をみれば栄養不足が寿命にいかに悪いかがわかる
おそらく現地にいって、50代、60代の人と会えば、日本だと70代、80代に見えることだろう
そんな当たり前のことなのに、それを信じない人が多いのか、私のアンチエイジングは意外にはやらない
35年も通い続けている人がいる(そういう人は体や容姿が若いママということなのだろう)ショーシャー先生のメソッドと同じことをやっている(検査はフランスに出すし、サプリはコーン・リーなどが通う香港のブランチから送ってくる)のに、これはとても悲しい
ただし、私は確実に若返っているし、体重も減っているが
和田秀樹こころと体のクリニック
http://www.wadahidekiclinic.jp/
リストラによって、「個人が本当にやりたいことをさがしてやりたいことをする方向に行くということもあるのではないかと思っています。」(引用終わり)
こういう前向きの考え方は嬉しい
ただ、ヨーロッパのように失業期間中に十分な生活保護を受けられて、その期間中に勉強をするなり、次の仕事をじっくり探すということができれば、もっと、それが可能になるだろうが、失業保険を受ける期間がすぎた失業者を「なまけ」とみなして、生活保護を受けるのが罪悪のように言われているようだと、やりたいことを探しで、やりたいことをするというのが難しくなるのが心配だ
さて、生活保護問題は、子どもが金があるのに受けている、ワーキングプアより収入が多いという問題だけでなく、生活保護を受けているやつがパチンコにいく、カラオケにいくなどということまで批判の対象になっている
精神科医の立場から言っても、生活保護の人にもメンタルヘルスが大切だと思うし、文化的で健康的な最低限の生活という趣旨からしても、食べるところと寝るところしか保証しない刑務所や奴隷のような生活ではなく、多少の楽しみだって得る権利はあると思う
さらに言うと、命綱である生活保護費をパチンコですってしまうとしたら、りっぱなぎゃんぷる依存症である。むしろ治療につなげるべきだろう。
そして、こういう人が責められるのに、そういう依存者を作るパチンコ業界は責められない
ギャンブルというのは依存性が強く、脳のソフトを書き換えるものだから、諸外国では厳正な取り締まりを行う
あるいは、簡単にアクセスできないようにする
どこの駅にでもパチンコ屋があり、毎日やっているということ自体が異常な話である
もちろん、となりの韓国では禁止になった
生保をたたくテレビ局が、パチンコ屋から広告をとって、社員に東電の倍近い給料を払っているのが日本国の現状だ
さて、消費税の増税には財界がこぞって賛成しているようだ
そのほうが法人税や自分たちの高い給料に対する課税が少なくてすむからだろう
しかし、よく考えてほしい
たとえ、今の原案通りの10%までの増税としても、210万円で買えた車が220万円になる
2100万円で買えたマンションが2200万円になる(マンションの値段の場合は、もう少し複雑だが)、少なくとも2100万円で建った家が2200万円になる。2億1000万円で建ったビルが2億2000万円になる
消費税増税の前のかけこみ需要で一過性でものが売れるかもしれないが、値の張るものほど、買うのや買い換えるのをやめようとしたり、値上げができない分だけ、値下げをせざるを得なくなるだろう
円高で騒いでいるが、内需が落ち込むことを日本の経営者は心配しないのだろうか?
そのくせして、円高をなんとかしろという
日本の経営者は国内の消費者など眼中にないようだ。外需だけが頼りなのだろうか?
そして為替介入をしてドルやユーロを買うと、それで結局米国債を買わされる。金でも買えば、金価格が上昇して儲かるのに、それはやらない。そして、いつも損をする。その何兆円かの損は誰が払うというのだろうか?
そして国内でものが売れなくなるとリストラも増えるだろう
パチンコ屋にしても財界人にしても生活保護を作る側は叩かれず、そこに落ちた側ばかりがボロクソに叩かれる
何かおかしい
さて、その大嫌いなテレビで、LAセレブのダイエット法が紹介されていた
インスリンを急に出さないために何回も食べろとか、最初に糖分を摂取しないとか、何回にわけて食べろとか、ホールフードで食べろとか、いろいろなものを食べろとか、テレビにしては珍しくまともなことを言っていた
これは、私の主張するところでもあり、私のアンチエイジングの師であるクロード・ショーシャー先生の主張するところでもある
1日一回の食事や粗食が体にいいわけがない
人間というのは栄養状態の改善とともに平均寿命が伸びてきたり、歳の割に若返ってきた(たとえばサザエさんのフネさんは48歳とのことだ。昔の48歳というのはあんなものだったのだ)ことを忘れてはいけない
北朝鮮の平均寿命をみれば栄養不足が寿命にいかに悪いかがわかる
おそらく現地にいって、50代、60代の人と会えば、日本だと70代、80代に見えることだろう
そんな当たり前のことなのに、それを信じない人が多いのか、私のアンチエイジングは意外にはやらない
35年も通い続けている人がいる(そういう人は体や容姿が若いママということなのだろう)ショーシャー先生のメソッドと同じことをやっている(検査はフランスに出すし、サプリはコーン・リーなどが通う香港のブランチから送ってくる)のに、これはとても悲しい
ただし、私は確実に若返っているし、体重も減っているが
和田秀樹こころと体のクリニック
http://www.wadahidekiclinic.jp/