精神神経学会で札幌に泊まっている

札幌は今だからこそ言えるが、大学生のときにナンパが生まれて初めてうまくいった地で、初体験の場でもある

実は、アイドルプロデュース研究会(これも誤解を受けるが、当時は、私は映画青年でテレビを見なかったので、アイドルは全然知らなかった。自分の映画の主演女優のオーディションではだれもこないので、東大生のアイドルにしてあげるということで人集めをしたら、2000人もの女子大生、女子高生、モデル、タレントの卵などが応募してきた)をやっていたころは、まだ童貞だった

ただ、立場というのは、人間をおそらく腐らせるのだろうなと思ったのは、選んでほしいと思う女の子や、そのマネージャー(当時は、まだ肉体接待というのはめずらしくなかったのだろう、30年も昔の話だ)、それどころかその親(昔からそんな親がいたということだ)からもいろいろな誘惑があった

当時は、私が、親に洗脳されていて、間違えて手を出してしまうと、医学生の場合は、結婚させられると信じていたので、まじめにやっていた

とある番組の企画で、札幌でロケがあって、スタッフとして泊まったのだが、そこに当時の超イケメンの悪友(こいつは今でもすごい人らしくて、医局員の女医と5人同時並行でつきあっていたという話を先日聞いた)とナンパをしたら、ものの見事に成功した

そういう関係になっても結婚しなくてもいいということを学習したおかげで、一時期は猿のようになってしまったが、アイドルのイベントの後で、本当によかったと今でも思っている

そのイベントをやっていた当時に、今でも現役の可愛い女の子が、16歳くらいで代理店の人から病気をうつされたという相談にのったのも覚えている。医学生とはいえ、まだ3年生でほとんど知識はなかったが、とても悲しい話だと思った

腐った人間にだけはなりたくないと思った気持ちは今も変わらない

そういうスケベな点だけでなく、札幌は食べ物もおいしい町である

昨日も札幌の後輩の先生においしいものを食べさせてもらった

ただ、東京のレベルが上がったのか、私の舌が肥えてきたのか、前ほどの感動はない

でも、なんとなくほっとできる街なのは確かだ

私が、「本では知的レベルが高い人向けの新聞もテレビ局もないし、雑誌だって、かなりワンパターンだからこのブログを書いている」と書いたら、

「その一方でネットの世界では有用なサイトがあります。例えば言論プラットフォームアゴラなどは、識者の意見を多角的に見ることができます。原発再稼働問題に関して、アゴラにも執筆している池田信夫氏のブログに面白い話があります。」

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51790682.html
(引用終わり)

というメッセージをいただいた

アゴラは私の読者には評判のいいプラットフォームだ

どのくらいの読者がいるのか、わからないが教えてもらうことが多い

私もアゴラのいうことをうのみにするつもりはないが、ニュースソースは多様なほどいいとは思っている

いろいろな人のニュースソースの一つになれれば私としてはそれで十分で、池上彰氏のように広く大衆に信じてもらおうという野心はない

信じたくない人、納得したくない人がいても当然だ

ただ、それに対して、テレビのコメンテーターと同じようなしたり顔の説教のメッセージを送ってきて(こっちがまったく想定外の説教なら喜ぶかもしれないが)、気持ちを乱されるのが嫌なだけだ


そういう思い出の深い土地だし、食べ物もおいしい