社会人でも緑鐵が受講できるのかというメッセージをいただいたが、まさに社会人の再受験にとってこそ、緑鐵は便利な通信教育だと考えている

予備校や塾のように通う必要はないし、進研ゼミやZ会のように、その通信添削だけで学力をつけようというモデルでない

自分が受験生の頃とは参考書や問題集も様変わりしているだろうが、最新の情報で、東大生が、受講生に変わって、志望校にあわせて受験計画を立てる

最初にやるスタートレベル判定テストは、数学は小学生レベル、英語は中学1年生レベルから、ちゃんとクリアしているかどうかをみるので、小学生レベルからのやり直しや中学英語のやり直しも、それがクリアできていない人には宿題に出す

もちろん、1年では無理という場合には、2年計画にする、3年計画にするというようなことを相談するシステムも用意されている

ということでこのブログを読んでいる社会人の方でも大学に入り直したいとか、医療系の資格、医者の資格などをとりたいということで大学に入るのを願う人はぜひ緑鐵にアプライしてほしい

http://www.ryokutetsu.net/

さて、2,3日前にパナソニックが携帯電話の生産を全面的に海外に移すという報道があった。2月には赤字が7800億円で史上最悪という報道もあった

パナソニックが松下電器と呼ばれていたころ、トヨタと松下というのは、日本の製造業の代表のような存在だった。トヨタが急伸する前から松下はそんな存在だった。経営の神様であり、日本一の大金持ちと言えば松下幸之助氏だった

ある種、松下と言うと日本の象徴といえる企業かもしれないし、その凋落は日本の凋落の象徴だったり、オールド・エコノミーの凋落の象徴のようにも論じられることが多い

でも、いちばん悲しいのは、その会社が、とにかくコストを下げることしか考えていないような経営方針になっているということだろう

松下というのは、昔は家族的経営の象徴のような会社だったし、日本のサラリーマンの待遇をあげることのリーダーとなり、日本に中流階級を生み出したような会社だ

そういう会社が、平気で人をきり、海外でものを作り、安売り競争に勝つことに躍起になっている

高価格を守るために、かつてダイエーに商品をおろさなかったエピソードは前時代的な経営の典型のようにいわれるが、とにかく安売りと一線を画して、ブランドイメージを保っていた

マネシタといわれることもあった

ソニーや海外の会社が面白いものを作ると、それより性能のよいマネ商品を作るが、そのほうが故障も少なく、品質もいいので、松下のほうが勝っていく

ところが、今は松下自身が、日本人の中流潰しに走って、日本のマーケットを縮めて、ますます海外頼りになっていく

不買をやられては生きていけないので、中国とトラブルがおこると、松下などが、やめてくれという圧力をかけるという話をきいたし、PHPも編集方針をかえたという噂さえある

そしてブランドイメージそっちのけで海外生産に走る

中国人からみると中国でも作れるもの、マレーシアでも作れるものなのにはブランドイメージなどはもたない

自分で、自分の国内マーケットをつぶし、国際競争力と言うと技術やブランドイメージでなく、価格競争だと思い込んでいる

その結果が大赤字だし、将来はパナソニックは安物ブランドとして中国人に扱われることだろう

それこそが、今の日本の象徴なのだ