新聞で小林よしのりさんの新刊の広告を見ていたら、タイトルに『原発はヤバイ、核兵器は安全』というのがあった。
しかし、実際にはむしろ逆のようで、昔、欧米や中国が大気圏内で核実験をやっていた当時に地表に落ちてきたプルトニウムは現在の1000倍で、福島の爆発の比ではなかったという
もちろん、それでも発がんが増えたという証拠はないそうだが、これだけ放射能アレルギーの強い国で、核実験をやることは無理だろうというのが実感だ
日本の核武装は意外なところで遠のいたとしか言いようがない
(相当、本気の議員もたくさんいたようだが)
核実験をやる場所が考えられない
公海上でやることは、おそらく国際世論を考えたら無理だ
日本製粉の輸出ができなくなるほうが、北朝鮮の核が間違えて落ちてくる以上のダメージになるだろう
国内でやる分にはNPTの脱退で済む
核燃料の輸入ができなくなるが、原発をあきらめたら逆に核兵器の開発がやりやすくなる
でも、今、核実験をやらせてくれる県などありえないだろう
核武装論者が東京に多いし、石原さんもそういう考えのようだから、あるいは、橋下さんもそういう考えのようだから、東京や大阪でやるというのなら別だが
地下核実験だから、放射能は安全と言っても、今の日本人に科学が通用する気がしない
さて、昨日からエンジン01のオープンカレッジで鳥取にきている
で、先輩が鳥取で、名門精神病院をやっておられるので、先代の院長(101歳で存命だという話だ)のコレクションを集めたという美術館、渡辺美術館、に招待され、案内された
ここはすごい
要するにジャンルを問わずにお宝を集めているのだ
よろい、かぶと、刀から、昔の解剖のようすをスケッチした巻紙、明治時代の店の看板、掛け軸、古い陶器、そして江戸時代の漢方医のタンスみたいな5センチ四方くらいの引き出しにいろいろな漢方が入っている薬入れ(まだ漢方薬が入った状態のままだ)、明治時代の店の看板、とにかくありとあらゆるお宝が展示されている
刀の束だけで100やそこら展示してある。束がこんなにいろいろと工夫をこらしていたり、自分の刀が人のと違うぞを自己主張しているとは思わかなった
これがなんと一人の個人のコレクションなのだ。その数3万点
おそらく偽物もつかまされているかもしれないし、展示されているものは、少なくとも鑑定済みのものなのかもしれない
なんでも鑑定団が、何千回もできるような美術館である
その中のいちばんすごいものが、歌麿の版木だそうだ
これは、まだ世界で4点しかみつかっていないそうだ
戦前に何の気なしに買ったものだそうで、倉庫の整理をしていたら、歌麿のではないかという話になって、鑑定してもらったら、やはり本物だった
世界に現存する歌麿の版木はたった4点
版木というのは、そのくらい悪くなるものだそうだ
これって、一体いくらと鑑定されるのだろう
鳥取になければ、すごい流行るはずなのですが、と案内して下さった事務局長の萩原さんは残念そうにおっしゃる
本気で見れば、3日くらいかかるくらいのお宝美術館
鳥取に行けば、見る価値ありと言いたい
渡辺美術館
http://www4.ocn.ne.jp/~watart/
ついでに言うと、我々エンジンのスタッフが、市長や鳥取の実行委員の方々と会食した有隣荘というところも、すばらしい建物と庭園と、そして掛け軸などの美術品だった
料理ももちろんおいしい
鳥取の人はものを大切にするのか、意外に文化財の残る街だと知った
しかし、実際にはむしろ逆のようで、昔、欧米や中国が大気圏内で核実験をやっていた当時に地表に落ちてきたプルトニウムは現在の1000倍で、福島の爆発の比ではなかったという
もちろん、それでも発がんが増えたという証拠はないそうだが、これだけ放射能アレルギーの強い国で、核実験をやることは無理だろうというのが実感だ
日本の核武装は意外なところで遠のいたとしか言いようがない
(相当、本気の議員もたくさんいたようだが)
核実験をやる場所が考えられない
公海上でやることは、おそらく国際世論を考えたら無理だ
日本製粉の輸出ができなくなるほうが、北朝鮮の核が間違えて落ちてくる以上のダメージになるだろう
国内でやる分にはNPTの脱退で済む
核燃料の輸入ができなくなるが、原発をあきらめたら逆に核兵器の開発がやりやすくなる
でも、今、核実験をやらせてくれる県などありえないだろう
核武装論者が東京に多いし、石原さんもそういう考えのようだから、あるいは、橋下さんもそういう考えのようだから、東京や大阪でやるというのなら別だが
地下核実験だから、放射能は安全と言っても、今の日本人に科学が通用する気がしない
さて、昨日からエンジン01のオープンカレッジで鳥取にきている
で、先輩が鳥取で、名門精神病院をやっておられるので、先代の院長(101歳で存命だという話だ)のコレクションを集めたという美術館、渡辺美術館、に招待され、案内された
ここはすごい
要するにジャンルを問わずにお宝を集めているのだ
よろい、かぶと、刀から、昔の解剖のようすをスケッチした巻紙、明治時代の店の看板、掛け軸、古い陶器、そして江戸時代の漢方医のタンスみたいな5センチ四方くらいの引き出しにいろいろな漢方が入っている薬入れ(まだ漢方薬が入った状態のままだ)、明治時代の店の看板、とにかくありとあらゆるお宝が展示されている
刀の束だけで100やそこら展示してある。束がこんなにいろいろと工夫をこらしていたり、自分の刀が人のと違うぞを自己主張しているとは思わかなった
これがなんと一人の個人のコレクションなのだ。その数3万点
おそらく偽物もつかまされているかもしれないし、展示されているものは、少なくとも鑑定済みのものなのかもしれない
なんでも鑑定団が、何千回もできるような美術館である
その中のいちばんすごいものが、歌麿の版木だそうだ
これは、まだ世界で4点しかみつかっていないそうだ
戦前に何の気なしに買ったものだそうで、倉庫の整理をしていたら、歌麿のではないかという話になって、鑑定してもらったら、やはり本物だった
世界に現存する歌麿の版木はたった4点
版木というのは、そのくらい悪くなるものだそうだ
これって、一体いくらと鑑定されるのだろう
鳥取になければ、すごい流行るはずなのですが、と案内して下さった事務局長の萩原さんは残念そうにおっしゃる
本気で見れば、3日くらいかかるくらいのお宝美術館
鳥取に行けば、見る価値ありと言いたい
渡辺美術館
http://www4.ocn.ne.jp/~watart/
ついでに言うと、我々エンジンのスタッフが、市長や鳥取の実行委員の方々と会食した有隣荘というところも、すばらしい建物と庭園と、そして掛け軸などの美術品だった
料理ももちろんおいしい
鳥取の人はものを大切にするのか、意外に文化財の残る街だと知った