とりあえず昨日書く予定だったブログのあらましだけでも書いておきたい

一つは、ストロロウ先生のところに行ったら、アクセスがかなり増えたと喜んでおられた

私の読者は英語を読むという作業をいとわなかったり、心理学・精神分析学などに関心が高い知的な読者が多いということだろう

これは嬉しい話だ

ストロロウ先生がもう一つ紹介してほしいと言ったブログ

http://www.psychologytoday.com/blog/feeling-relating-existing/201110/trauma-and-the-hourglass-time

これについては、私が翻訳した『トラウマの精神分析』にも書かれている内容だ

さて、日本に郵便を出す予定があって、久しぶりに郵便局にいったら長蛇の列だった

それなりに大きな郵便局なのに、窓口には一人しかいない

人件費をけちるとこういうことになるのか、それとも、この郵便局だけの問題なのかわからないが、知っている別のもう少し小さな郵便局に行くと、それでも長蛇の列だった

アメリカでは、郵便事業はまだ民営化はされていない

それで、パスポートなども郵便局で作れるので、そういう人が時間を食うと、窓口が一つ潰れてしまう

それでも、やはり窓口の対応職員が少なすぎる気がする

結局40分ほど待たされた

ネットで調べると、赤字に数年前に転落して以来、職員を減らしているからだという

今、日本でも公務員を減らせと騒いでいるが、それでアメリカのようにちょっとしたことで30分も並ばされれば、少しはありがたみがわかるかもしれない

こればかりは金持ちでも代わりに並んでもらうことができないことが多いからだ

夜、バーに行ったが、今はアメリカはチップが高くなって15%から18%が相場という

資本家が搾取するので有名な国だが、こればかりは確実に従業員のものになる

このバーは客単価が50ドルくらいで、一晩に200人は優にくるだろう

1万ドルの売り上げで、5人くらいで回している

従業員一人当たり300ドルなら悪くない

アメリカならこのように資本家が強欲でも、サービス業なら売り上げの15%は従業員に確実に入る(もちろん、そのほかに給料も出る)

日本はサービスはただと思われているが、意外にこの手のシステムを導入したほうが、一般労働者の手取りが増えるのではないかとふと考えた