昨日は、鳥取でエンジン01のオープンカレッジの実務者の最終ミーティングということで私も出させてもらった

本当に大勢の方が、地道に協力してくれているのを知り、とても嬉しかった

すごい分厚い、開催期間中のマニュアルもいただき、どんなことでも準備が大切と思った

人口が少ない県なので大ホールのシンポジウムが埋まらないような

初日23日3時半からの茂木健一郎さん、岩崎夏海さん(もしドラの著者)、私で行う、これからの時代の話をしようというシンポジウムもまだ残席がけっこうあるらしい

ちょっとほかで聞けない話をするつもりなので遠方の方も、ぜひ参加してほしい

くわしくは
http://www.enjin01.org/report/index.html#next1

チケットは、他県でもチケットぴあで買えるはずだったと思う

さて、本日で東日本大震災から1年になる

実は、私は神戸の震災のときに、1年ちょっとボランティアで心のケア(グループセラピー)をやっていたので、ついそのときと比較してしまう

神戸の1年後と比べて、あくまでも印象論で申し訳ないが、世間の注目度やボランティアなどの民間の援助活動については雲泥の差のような気がする

3月に地下鉄サリン事件があってから、東京のメディアは神戸の復興とか、今後どうする、心のケアはどうするというようなことを、ほとんど取り上げなくなった

今回は、逆に放射能問題がいまだに終息のめどがたっていない(実は、今の線量なら、私は終息したと言っていいと思うのだが)こともあって、ずっと震災問題が報じられ続けた

メディアが東京に集中しているということもあるのだろう

ただ、その代わり、当時の神戸には、お上をあてにしてはいけないと自分で立ちあがろうとする気概があった気がする

家が壊され、家族を失った人も多い、灘校生だって、それまで以上の進学実績を出したと聞く

もちろん高齢者も多く、産業基盤に乏しい東北の場合、国の援助がないとどうしようもないのかもしれない

それでも、将来、20年後、30年後、あるいは100年後のことを考えたら、自分たちで頑張っていこうとか、民間でどんなビジネスができるのか考えようとか、子どもたちにはしっかり勉強させようとか、なんか未来につながることを、東北の人たち自身の手で、行動してほしい

途上国の援助などでは、食料のようなものを配るより、食料を自分で作れるようにしてあげるほうが大事みたいなことをよくいうが、どうしてもそんな気がしてしまう

こんなことを書くと、また叩かれるのかもしれないが、これは本音である

とくにいわきにボランティアにいくと、避難地域の人たちなどが、働かないでお金をもらうために、お酒におぼれる人がぼちぼちでてきているようで、それを心配する声を多く聞く

お金を渡す代わりに、復興事業のお手伝いをしてもらうとか、なんか方法はないのだろうか?

神戸出身のひがみと思って聞いてほしい