最近、今年受験に失敗した受験生とか、来年受ける受験生とか、いろいろな形で、どこそこ大学を今の偏差値から受けたいが大丈夫だろうかというメッセージをいただくことが多い

あるいは、私の著書で、勧める本が違う場合、どちらを選んだらいいのかというのもあった

正直なところ、受験ほど個人差のあるものはない

自分の現在の学力とか能力特性(これは学力と違って、たとえば覚えものは得意だが、考える問題は苦手とか、その逆とかそういうパターンのことだ)や基礎学力(なければダメというわけでなく、これが欠けている場合は、たとえば小学校の計算の練習や英語の『くもん英文法』などからやり直さないと、受験勉強をやっている割にできないことが多くなるということだ)などによって、うまくいく可能性も違ってくるしやるべき参考書や問題集は違ってくる。

同じ学校を受けるのだから、同じ参考書や問題集をやればいいのかというとそうとは限らない。得意科目で思いきり点が取れれば、苦手科目の負担が減らせる。だからその子の能力特性に応じて、目標点は違ってくるし、やるべき参考書や問題集も違ってくる

確かに、自分のことがよくわかっている子や駄目なら改善していけばいいやと思える人、とりあえず試してみようという和田式の精神がよくわかっている子は、私の本をうまく使ってけっこうな難関校に合格する。でも、そうでない子は、自分と合わないのに気付かず、私はダメと自己卑下をするか私のことを恨む

そういう理由で、私が一人一人別の受験計画を立ててあげる、志望校別、本人の能力別の受験指導の緑鐡受験指導ゼミナールを立ち上げたのだ

最近、教務部がブログを始めたので紹介しておく

http://profile.ameba.jp/ryokutetsu-kyomu/

さて、最近の嫌なニュース記事

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120303/waf12030307000004-n1.htm

そうでなくても、寂しい思いをしている鍵っ子の子が、こんな形で心が傷つけられる

レイプというのは本当に人間不信を生む犯罪だ。一生、PTSDに悩んだり、人間不信が解けない被害者だっている。こういう鍵っ子だけを狙った事件なら、親だって罪悪感(親は何も悪くないのに)に一生さいなまれることだって十分あり得る。親に言えなくて、被害者の子どものほうが、心のケアの機会を得られないことだってあり得る

それを考えると性犯罪者を許すことはできないが、こういう方法が知られると余計に蔓延してしまう可能性がある

一度やった人間のホルモン治療やカウンセリングはもちろん大事だが、捕まったらひどいことになることを思い知らせることも私は重要だと信じている

だからDNA判定などで冤罪の可能性がないと言えて、二人以上やった場合には(二人で一致すれば制度も高いだろう)ペニスカットなども本気で考えるべきだろう

そうでなくても格差社会で生活保護が受けられないなどの問題が重なり、刑務所で3食付きの生活を確保するための無銭飲食をする人が増えているという話を聞いた

こういう人たちは高齢の人に多いらしいが、20代、30代まで、刑務所が楽だという話になれば、たらふく食べてという代わりにたらふくHをしてと考える奴がでてきても不思議はない

どちらにしても、今はそれほど社会問題化していないが、格差社会化し、社会保障が打ち切られたら治安が悪くなるのは、どこの国も経験していることだ

社会保障というのは、所得の再配分で景気をよくする効果もさることながら、治安対策にもなる

それなのにこの国の金持ちがそれをけちろうとして、マスコミを使って、それが無駄だという大合唱をする

ペニスカットという罰と、もう一方で貧困対策をやることで、治安のいい国という取り柄を保っておかないと、観光面でも日本ブランドは地に落ちる気がするのだが