実は、珍しく落ち込んでいる

昨日は、やっと映画の音入れが完成し、かなり気分をよくしていた

ところが今朝ブログを書こうとしていたら、あるメッセージが目に入った

私の著書を読んでフリーターから医者になった方からのメッセージで、奥様にも医学部受験を勧めて奥様が緑鐡に入ったそうだ

受験計画表もよくできていたので、その担当講師のツイッターをみたところ、「ゼロから1年で○学部志望とか、虫の良い話にも程がある。みんな小学校から必死で勉強してるっつーの」と書かれていたそうだ

さらに、「その前の発言では、家族、子供を持ちながらの受験に疑問を呈するような書き込みがあり、担当者の、自分に対するこのような発言を見てしまい、大人げなく泣いてしまっている30代の妻を思うと何ともつらい気持ちになり、大変唐突で無礼ではありますが、和田先生に知って頂きたくメールを送らせて頂きました。」とそのメッセージの主がおっしゃる

私もものすごいショックである

実は、緑鐡という通信教育は、世間がどう思っているかわからないし、名前を貸しているだけと思われているかもしれないが、私がもっとも力を入れているものだし、自分の分身とさえ思っている

受験勉強のやり方がわからないとか、貧しかったり、親が教育熱心でなかったり、あるいは地方で受験情報がない人たちのために、場合によっては基礎からやり直させてでも、受験計画を作ってあげて、何年かかかるかわからないけど夢を実現させる

それは私の夢でもある

『受験のシンデレラ』という映画も絵空事でないし、本当に何度もそういうことがあった

そのために一番大切なのは講師だ

講師が、自分は頭がいいから東大に入ったとか、小さいころから勉強をしていたから東大に入ったと思っているような人だと、できない子が勉強のやり方を変えると合格できると思ってくれない

同じ東大生でも、そんな考え方をもっている人間と、たとえば和田式を読んでやり方を変えたから合格できたと思ってくれる人がいる

実は、2日ほど前、東大生が私の一日付き人体験というのをやった

その子は名古屋のほうのお嬢様女子高から、私の勉強法の本を読んで、これならできると思って、理科Ⅲ類に現役で合格したそうだが、ものすごく謙虚で、和田先生の勉強法の本のおかげと素直に言う

私は、原則的に緑鐡の講師に関しては、そういう点を最大のチェックポイントにして、自ら面接している

その目が節穴だったとは精神科医として情けない

ただ、ふだん緑鐡の講師と話していて、情熱に嬉しくなることも確かなことだ

こんなことが例外だと思いつつも、もう一度講師たちの意識改革や調査に乗り出したい

いっぽうで、ツイッターやブログの時代というのは、この手の情報が筒抜けになるのだということをはっきり認識させられた