今回もいろいろなメッセージをいただいた

一つは、中国の経済のほうが脅威という話だが、第二次世界大戦のときに最大の貿易相手国が交戦国になったのだから、経済は戦争の抑止力にならないという意見だ

ただ、当時は国が金持ちの財産を没収できるほど国が強かった

今はほとんどの国が、金持ちに政治を牛耳られている

中国のような国でもそのようだ

昔と比べて、経済の比率があまりに高くなった(いいこととは決して思わない)のだが、どうだろう

大阪の知事に、親が府議会議長で、自分は付属高校から偏差値40代の大学に入った人間がなったのをどう思うという意見

私は基本的に世襲反対論者だし、付属校あがりは認めない論者だが、橋下氏も似たような考え方だと思っていた

それだけ人材がいないのか、それとも、それだけ世襲で付属校あがりなのに、例外的に優秀なのだろう

会ったことのない人の論評はできないが、少なくとも大阪の人間がそういうことに抵抗がなかった、橋下氏の薦めるものなら素直に受け入れるということだろう

このあたりの属人思考が蔓延しているほうが少し怖い

最後に定年延長論ばかり叫ばれているが、そんなことでは若い人のチャンスがよけいになくなるし、消費も冷え込むので、定年短縮にすればどうかという意見

これも、実はフランスなどでは叫ばれている

ただ、フランスでは、その後の年金などが充実しているという条件があり、労働から解放される年を早くしてほしいというニュアンスがある

まだベーシックインカムも難しそうだし、年金が出るのも遅くなる中、おそらく逆に消費が冷え込むだろう

昔は若い人が金を使ってくれていたが、今は若い人のほうが金を使わない

「老後の不安」のためだそうだ

むしろ、定年延長の方向(そのほうが、老化予防などにいい)で進める代わりに、中高年や高齢者の消費を刺激するような商品開発をしたほうがよさそうな気がするが

こういう話には正解はない

ためしてみていいほうが正しいということだろう