昨日のブログをみて早速、「社会人の資格試験ならともかく、大学受験は一度きりですから、今更新しい本は関係ありません。
私を信じなかった受験生は全員落ちたとありますが、和田殿が本日ブログに書かれた事が事実であれば、矛盾しておりますが、どういう事でしょうか。」というメッセージをいただいた

大学受験は一度切りなどという切羽づまった気持ちで受けるのはお勧めしない

翌年に人生が変わるような人もいる

私を信じなかった受験生が全員落ちたというのは、受験は要領を書いた87年当時の話だ

当時は通信教育をやっていなかったので、私の出会う少ないサンプルでは事実だったのだ

それ以上に今更新しい本は関係ないという発想がいちばんよくない

受験勉強法の本ほど、自分に合わなければ、別の本、新しい本を探さなければいけないジャンルの本はない

私は私の信者を求めているわけでない

受験生に合格してほしいのだ

まったく、同じ日にこんなメッセージをいただいた

大学受験は一回きりと考えてはいけないと教えてくれるメッセージだ

無許可で申し訳ないが、前に引用とか掲載をしないでくれと断りを入れない限り、そうさせていただくことを明記したはずなので、全文引用させていただく

「はじめてメッセージを書かせていただきます。私は和田先生には感謝してもしきれないほど恩を感じております。私は高校3年生のころ、いわゆる劣等生で勉強はしていたものの偏差値は50前後でした。文系で模試の3日前から日本史を総復習して日本史で稼ぐタイプでした。そんなやり方では難関大には到底合格できるわけないと思いながらも最後までそのやり方を貫きました。第一志望は南山大学(名古屋出身なので)だったのですが英語が失敗して結果は不合格でした。(いま思えば失敗ではなく単なる実力不足ですが)第二志望の愛知大学、中京大学には合格できましたが、当時、私より学力が低く、遊んでいた連中が推薦で南山に決まっていたので意地でも見返してやろうと浪人することに決めました。しかし私は遊び歩いていてろくに勉強をしなかった人とは違うので、このままのやり方での限界を感じて不安はかなりありました。そんな時、名古屋駅の本屋で「偏差値50からの早慶突破」という本を見つけ、夢中で読み、納得し、これを自分のバイブルとしようと購入しました。それから数学の勉強を始め、勉強法を一新することで成績が一気に上がり、志望を慶應から東大に変えるまでになりました。(特に英語が伸びてくれました)そのような経緯があり、私は学校創立以来初めての東大生になることができました。合格後、高校3年時の担任から「どうしたらこんなミラクルを起こせたの?」と真剣な顔で聞かれた日の夜は見返すことができたことが本当に嬉しくて涙が出ました。(本当は南山の推薦がもらえなかったことで担任を恨んでいたので)私は和田先生の著作3冊をその担任に手渡し「自分の受験はこの本に出会えた事が全てだった」と伝えました。この春、大学を卒業し、現在はコンサル会社で日々頑張っています。和田先生には努力することの喜びと自信を持つことの大切さを教わりました。」

もう一つ、同じ日のメッセージ

「6年前ですが、『受験は要領』に書いてあった英語をカードに書いて、覚えるを繰り返して第一志望校に受かりました。

最後の記述模試で偏差値70行ったのを覚えてます。

今では塾で、講師の立場でその方法をアレンジして、使わせていただいてます。」

私が50を過ぎてまで、受験勉強法の本を書き続けるのも緑鐡の通信教育を続けるのもこういうメッセージをいただけるからだ

私は、今後、運よく、どんなに偉くなっても「受験屋」は続けるつもりだ