心の病に苦しんでおられる方から受験についての相談をいただいた

残念ながら、私は受験のプロである以上に、本職は精神科医だと思っている

私はこの件に関しては返事は意外に保守的だ。

要するに、もちろん病の間に勉強をセーブして続けて、結果的に受かることもあるが、基本的には、病気をきちんと治してから受験されたほうが、建設的だということだ

民主党の議員が、NHKの平均給与が高すぎると国会で批判したらしい

新しい形の脅しなのだろうが、民放のほうがもっと高い

しかも、彼らの高い給料の背景は、なんども問題にしている年間7000人の自殺の元になり、200万人の依存症を産んでいる(しかも、断酒中の依存症患者にきわめて有害な)アルコールの広告と、同じく200万人も依存症の人間がいるパチンコ関連の広告収入からだ

これらの収入がなければ、彼らの平均年収がNHKなみに下がるという

ところが、そのNHK職員の給与が、一般公務員より5割も高い

そして、その民放の番組で、公務員の給料は高いと煽る

「我々はエリートですから、国家公務員の給料の倍以上ですが、公務員の給料は高すぎます」と正直にいえばどうなのか

で、一昨日の飲み会で、私がテレビに出る回数がすっかり減ったと話題にされた

その通りだ

確かにたけしさんの番組などはときに呼んでくれる

誤解のないように言っておくが、最近のほうが本は売れているし、年に1-2冊10万部くらい売れる本もある

まったく呼ばれないのは、生放送の番組だ

その点、大阪のテレビ局は偉い

私が今、唯一生放送で呼ばれるのは、『スーパーニュースアンカー』という関西テレビの番組だ

昔、不祥事を起こしたこと(これだって東京の製作会社のやったことだが)もあって、いちばんやらせがないテレビ局なのかもしれない

コーナーのゲストを除いて、何をしゃべるかわからない私を生で使う度胸のあるプロデューサーやディレクターはいないだろう

それが日本のテレビだ

三枝さんも忘れたころにテレビに呼ばれて、そこで本当のことを言うから、また降ろされるの連続らしいが、そういう生き方を私は見習いたい

逆にいえば、私を出すテレビ局は、関西テレビを含めて、本当のことを伝えようとする人(曲全体とは言えないだろうが)のいる、まだましなテレビ局ということになるのかもしれない