実はアメリカにいる

今回は、公言しやすい

日本のクソ厳しい飲酒の基準だと帰りの飛行機で寝酒(飛行機で寝る前にご飯を食べながらワインを飲むこと)をしたくらいで検問にひっかかってしまう。前日の酒で、わざわざ代行を読んで翌朝運転しても、それでもつかまって懲戒免職になった人間が何人もいるらしい

警察官僚が県警のトップで、地元の県警で一生懸命手柄を立てても県警のトップになれない組織では、東京の警察官僚が自治体の警察行政を牛耳るのだから、地元の人間の事情などはまったく考慮にいれられない、もちろん、彼らは自宅から役場までは運転手がつく

ということで、今回は成田から自分の運転でないので、私が警察の悪口を言っているからといって、そこで捕まる心配がない

何が言いたかったかというと、日本を出るときにブログを書いたので安心していたが、実は昨日書き忘れていたことに今頃気づいた

ま、いいか

いっぽう、総務省かなんかの勉強会の講師を頼まれて知ったことだが、警察官僚のキャリアたち(彼らは幸い私のブログを読んでいないせいか、フレンドリーだった)は、パチンコ屋もやくざも嫌いなようだ。

ところが、地元の警察のほうは、パチンコ屋は大事な天下り先だし、やくざと仲良くしておかないといろいろと面倒が起ることも知っている。かつての大阪府警の上層部ほどはずぶずぶでなくても、何人かはやくざに金をもらって遊んでいる。その代わり捜査情報ももらっているようだ。

ここでまた外圧なのだが、アメリカは、やくざを非合法犯罪組織とみなしている。マフィアと同等の扱いだ。こういう人間がいるから、マネーロンダリングや麻薬犯罪など、アメリカでも手を焼いていることの撲滅がうまくいかないという、もちろんアメリカの国益のためのものなのだろうが、外圧に弱い日本政府は、やくざをもう少ししっかり取り締まるようになるかもしれない。やくざとつきあいのある企業が金融機関からの借り入れを受けられないという法律ができたそうで、そのせいで吉本が紳助を切ったという話もある。

少なくともマフィアや蛇頭は地下組織で、どこに事務所があるのかはわからない。世界中の非合法犯罪組織の中で、堂々と事務所をかまえてやっているのは、先進国では日本だけだ。

ただ、民主党はパチンコ屋から金をもらっている議員が多いのと同様に、かつては同和利権が資金源だったという説が強い

同和利権にももちろんいいものも悪いものもあるが、筋の悪いものはヤクザとのつながりが強いというのは、私自身で確証をつかんでいないが、おそらくは確かだろう。

要するに、パチンコ屋ややくざをしめあげると民主党は自分の首をしめることになる。

野田氏が勝ったからよかったものの、鹿野氏や海江田氏なら、パチンコチェーンストア協会の現役のアドバイザーということだった。

大臣が何人もアドバイザーになっている

http://www.pcsa.jp/member.htm

ちなみに自民党では、野田聖子、後藤田正純がこのアドバイザーに名を連ねている。よく御覚えておいてほしい。

基本的に、私は非合法で金を儲けることに反対で、それなら合法重税にするのが赤字財政国家のあるべき姿と思っている。

パチンコを合法化する代わりに、テラ銭として国や自治体の取り分を競馬や競輪並みにすると6兆円くらいの税収になる。消費税2-2.5%分に当たる

ヤクザの金儲けも、税金を払わないから許せないのだ

右翼のふりをして国に税金を払わない売国行為を快く思う人がいれば、それこそ売国者だ

もう一つ、質問で私が金持ちを嫌いかというのがあった

私は金持ちは嫌いではない

卑しい、国のためにならない金持ちが嫌いなだけだ

努力をしないアホ息子に勉強をさせないで後を継がせることで、日本の子どもたちの勉強の動機を潰す相続狂いの金持ちや(相続試験を課してはどうかと思うのだが、もちろん異様に低い知的障害者だった場合も合格にする。ただし、会社の後は継がせない――そうしないとわざと悪い点を採る人間が出る)、寄付をしない金持ち(長者番付を復活させて、その隣に寄付額も公表すればどうなのか)、税金をごまかす金持ち、消費不況なのに消費をしない金持ち、自らの財産保全のために、自国株が下がると外国人投資家と一緒になって売る金持ち

そういう金持ちが嫌いなだけだ

日本というのはどうしてこんなに尊敬できる金持ちが少ないのだろう。