本日もいろいろ有意義なメッセージをいただいている

茂木さんが東大を目指すことをバカにするような発言をしているそうだが、彼が東大をでていなかったら同じくらいの影響力があるかは疑問なのは確かだ

彼はおそらく私と違って、裕福なバックグラウンドで、私のような這い上がり人生をバカにしたいのだろうが、私の場合、茂木さんと違って、東大を出ていなかったら、たぶんただのゴミ扱いの人生だっただろうと思っている

三枝さんにも、和田さんが東大を出ていなかったら、今の奥さんはもらえなかっただろうとはっきりと言われたことがある。たぶん、そうだ。それだけ何の才能もない。エンジンにいるのも不思議だ

ゴミやゴキブリが這い上がる方法は東大に入るのが一番簡単だ。芥川賞や直木賞をとるより、城戸賞をとるより、日本アカデミーの新人賞を取るより簡単だ。

でも、そういうクズが這い上がるシステムがあるだけ日本はましだ。私のようなゴミがアメリカでは這い上がるすべはなかっただろう

だから私は多くの受験生に、勉強法を教示している。小さな前に習えでも、それができない人も結果が出せない人もたくさんいるし、実は東大に入るのは、教師の言いなりではなかなか入れない

前に習わないやつのほうが東大に入ると私は信じている

なんで這い上がるのがダメなのだ

現実に自分の子どもを見ていて、這い上がるという感覚はまったくない。私より勉強もしているし、頭も悪くないのに、とても残念だ

自分で子どもを育ててみて、中途半端な成功者でも子育ては難しいとおもった

アメリカのように多額の寄付でハーバードに入れる国のほうがよほど楽だ

さて、本日はそれどころでない

なんと原田芳雄さんがなくなってしまった

ありとあらゆるニュースよりよほどショックだ

私が映画監督になりたいと思ったのは、彼の主演の『赤い鳥逃げた?』を見たからだ

その後見た『祭りの準備』も衝撃だった

テレビでも「たとえば、愛」というのはテレビ史上最高傑作のドラマと思っている

脚本は倉本聰。やはり天才だったのだ(だんだん説教臭くなってくるが)

ちなみにこのドラマは私の敬愛する荒木一郎さんも出ている

そして豊島たづみのとまどいトワイライトは、歌が下手なので歌わないが、私が歌いたい唯一の曲だ

宇崎、阿木のコンビの実は最高傑作と思っている

いつか原田さんに出てもらえるような映画が撮りたいと思っていた

たまたま中園ミホさんに、頼めば大丈夫よと言われたこともある

30年以上前に初めて映画を撮りたいと思ったときの夢が結局実現せずに終わった

それどころか一度も会えないで

自分の青春が終わった気がして本当に悲しい

実は一昨日も田中実さんをしのぶ会に出ていた

精神科医なのに、何の力にもなれなかった

東大を出たということしかとりえのないクズには(勝谷氏ははっきり私のことをそう評したそうだが)あまりに悲しい夜が続く