仕事の遅い薬事監視専門官からやっと薬監証明が届き、半日無駄になった。

ただ、昨日の書き方は言いすぎだった。

即日に証明書を出してくれる、しっかりした専門官の方もたくさんいる。

私は公務員の給料を下げることには反対の立場にいるが、仕事をまじめにやっても、やらなくても同じ給料というシステムには強い疑問をもっている。

今後、職務をさぼっていつまでも証明書を発行しない人間がいた場合は、このブログで名誉棄損にならない形で公開したい。

さて、本日は、ちょっと不愉快なメッセージをいただいたが、事実関係は確認したいと思っている。

ただ、そのメッセージの主は、知ったかぶりの好きな人のようで、私のまだ高校1年生の娘が今年受験だと思っている程度の情報しかないので、おそらくはガセと考えている。

それよりも地方の受験生からの以下のメッセージが痛々しい。

というよりも地方の人間は情報源が限られているので、知識に物凄く乏しいです。やたらと高学歴に人は目の敵にしますし、悪口を言います。おそらくは、テレビドラマの影響が強いのだと思います。その割には、一流のプロのスポーツ選手は賞賛します。これもテレビの影響でしょうが、テレビのスポンサーである大金持ちは、生まれながらの素質を必要とするプロのスポーツ選手や運や才能が必要な有名芸能人を地方や知識に乏しい人間に見させて、憧れさせてその世界に挑戦させ失敗させて、後から低賃金で安く使おうと思っているような気がしてなりません。だから、頑張ればどうにか東大や医学部に入れるかもしれないのに、青春ドラマなどを利用して高学歴は性格が悪かったり、気持ちが悪いというイメージをつけようとするのかしれません。テレビの洗脳能力は凄い思うし、このままではどんどん格差は開くような気がします。
(以上引用)

これが実感なら恐ろしいが、多くの地方の人間は、こういう感覚さえ持たずに高学歴を毛嫌いし、自分の子供を不幸にしているのならもっと悲しい。

ただ、一つ言えることは、世の中は金をもっている人間を中心に回っていることだ。

テレビや大マスコミに報道の自由があり、日本は中国よりましだと信じている人が多いが、テレビしか見ていない人間にとってみたら中国以下のような気がする。

これも本日いただいたメッセージだが、
http://orange-daidai-color.cocolog-nifty.com/orangeblog/2011/03/3171830-e350.html

という情報をいただいた

このことを報じたテレビ(もちろん愛国放送のチャンネル桜のようなCSは別だが、地上波やBSデジタルでの話だ)や大新聞は一つでもあるのだろうか?愛国新聞と信じている産経新聞でも見つけることができなかった。

そしてこれに賛同する議員に国会議員は一人もいない。

ところで昨日は、週刊現代の昔からの友人と飲んでいた。

話はシャープだし、頭もいい。

ところが家に帰って週刊現代を読んでみると、例の武富士事件で、クズ判決を出した最高裁より、国税のほうを批判する記事が載っていた。

国税が取れるところから取ろうとする努力をするのは当然だ(もちろん、利息が高すぎるという批判は当たっているが)

それより、一審と二審で判決が分かれているときに、あえて、国が損になる判断を選んだり、法の網をくぐったものが勝ちという脱税の勧めの判断をする最高裁判所の売国姿勢が許せない。

彼らは法のほうが規範より大事だと考えていたのだが、どうもそうでない気がしてきた。

要するに、彼らは、裁判官をやめたら弁護士になる。

金持ちの味方の判例を残しておいたほうが、その後の商売がうまくいく。

よしんば私がやりたい運動が成功して、初めて国民審査で負けるというようなことになっても、弁護士資格まで奪われるわけではない。

だから金持ちの味方の判決を出すのだろう。

この判決を出した「名裁判官」が、どんな家に住んでいて、どの程度の資産があるのか、取材を重ねてほしい。

2000億円の金の一部が流れているとしか思えないような生活をしていたり、家に住んでいたり(最高裁判所からもらえる年収を考えての話だが)ということが将来あるようなら、日本の法曹制度全体の信頼にかかわるからだ。