アウシュビッツのガス室はなかったということにまつわる質問が私のところにメッセージとして寄せられた。

西岡さんという内科医が書いた話が本当か嘘かを論じられるだけの情報や知識は私にはない。

ただ、一つ言えることは、この人が書いた記事を掲載した『マルコポーロ』という雑誌は廃刊になり、発刊していた文藝春秋という会社の社長は辞任していることだけは事実として残っている。

その背景に、ユダヤ人と取引している企業すべてに働きかけて『マルコポーロ』だけでなく、文藝春秋社の発行するすべての雑誌に広告をとりやめるようにするというユダヤ人団体SWCの圧力があったということだけは確かである。

心理学を多少かじる立場で言わせてもらうと、過剰ともいえるこの反応は、それだけ多くのユダヤ人にとって知られたくない内容だったのかなという疑いはもたせる。

ただ、それ以上のことは私の側に証拠かないので何も言えない。

一つ、知っておいた方がいいことがあるとすれば、歴史というのは戦勝国が作るものだということだ。

日本の自虐史観といわれるものだって、基本的にはこれに近い。私が極東裁判を絶対視しないのは、そのためだ。勝った国が負けた国を裁く裁判で、真実が明らかになるわけはない。

ただ、戦前の日本の軍人が悪くなかったとは思わない。彼らが外国でやったことは、当時のスタンダードから考えて、戦争犯罪にあたるほどひどいものとは思えないが(もちろん、一部の例外や暴発はある)、自爆テロの元祖の特攻のようなものを、非行経験もほとんどない学生にやらせて多くの台g買う性を犬死にさせたことや、その命令を下した中将クラスの人間が、平気で退却していたことなど、日本人として許せないことがたくさんある。

しかし、日本人は、こういうおかしな軍人に対して、軍法裁判をやらずに、代わりに極東裁判で代用させたから、誰が悪いという話がごったになっているのである。

私は日本人として、同法を犬氏にさせた人間のほうがよほど許せない。本当は道義上責任を問われるべき人もいるが、これ以上言うと右翼に何をされるかわからないから言えない。

要するに、日本に言論の自由があるというのは幻想なのである。そして、当局や金持ちやユダヤ人やそのほか力のある人間に都合のいい情報しか、少なくともマスメディアからは流れない。こんなことは当たり前のメディアリテラシーである。本当のことを言おうとする者は危険だから、絶対にテレビや新聞には出られない。西岡さんというお医者さんも、ものすごい文献にあたっているのは確かなようだが、マスメディアでは絶対に取り上げられないだろう。私のような雑魚ですら、テレビの生番組には、関西の勇気のあるテレビで不定期で出るのがやっとなのである。

だから、疑うためにネットを利用すべきなのだが、日本人は、教科書であれ、新聞であれ信じすぎる。

ある国際比較では、新聞を信じると答えた人の割合は、先進国では日本人がいちばんたかかったという。

もう一つ、この事件で大切なポイントは、現代社会における、戦勝国とは、戦争が強いとか、核をもっているこということでなく、金をもっている、広告を握っているということである。

韓国でパチンコが禁止になってもどこのマスコミも報じていない。

日本は北朝鮮に制裁して、相手はボロボロになっていると思っているが、パチンコに日本人が使っている金は20兆円から25兆円、そして、日本人のギャンブル依存は200万人、その96%はパチンコとパチスロがらみである。

この現状をみて、日本はむしろ北朝鮮の支配下にあるという気がしてしまうが、テレビそのほかの広告を抑えているほうが強い。

少なくとも私をテレビからパージすることは可能だし、勝谷氏は、こういう決定的発言をしないからテレビに出続けることができる。

ただ、中国が本格的に日本の広告主になったときに、勝谷氏がマスコミに出続けることができるか、たかじんのそこまでやって委員会が続くかは、私は多少の疑問視をしている。

拝金をやめない限り、日本の植民地化は止まりようがないという信念は私の妄想だろうか?