昨日のブログを読まれたのか、直接会うのと比べて、ネットは誤解を生みやすいメディアだというメッセージをいただいた。

その通りと思う

だから、つまらないことで怒るなということなのだろうし、自分としても人間が小さいのは重々承知している

しかしながら、このブログ自体を1円の原稿料ももらわずに書いているのは、自分自身のメンタルヘルスのためである。

読者には悪いが、偉そうにものを教える気もなければ、無理に読んでほしいとも思っていない

というか、情報として役立てられるとか、多少なりと共感できる人しか、役に立たないだろうし、こっちのほうも読んでほしくない。

何が言いたいかというと、これをすることでかえって私のメンタルヘルスが悪くなるなら、本末転倒だし、そんなのならやめてしまおうということになってしまう。

嫌な言い方になるが、こちらのマスターベーションのような空間なのだから放っておいてほしい。メッセージを下さる方には失礼だが、煩わせないでほしいというのが本音である。

さて、中国の話に戻ろう。

中国は、人権弾圧の国とか、自由のない国のように見えているが、少なくとも一般大衆の教育レベルを上げることに腐心している。経験的に言うと、これが独裁政治を続けていく上で、非常なリスクになることは覚悟しているはずだ。

それでも、それをやめないということは、おそらくは経済的な発展を最優先させているからだろう。中国という国が、どんな形になろうと、世界一の国になりたいという表れなのかもしれない。

ウィキリークスの機密文書にしても、いちばん衝撃的だったのは、中国が北朝鮮は韓国の支配下に入るといいと答えていることだ。

軍事より、経済のほうが、実はプライオリティが高い。一見、軍国化をするふりをして、アメリカや日本や韓国経済を消耗させて、自分たちは勝ち残るかもしれない。

私の予想であるが、中国は5年後くらいに人民元を切り上げるだろう。そのときには中途半端な切り上げではないはずだ。

これで一気にドルベースのGDPは2倍程度になり、すぐにアメリカに肉薄する。

高くなった人民元を使って、恐らくはアメリカと日本の企業を買い漁る。

日本のいろいろな企業に中国人のトップがきて、できの悪い日本人を劣等民族呼ばわりすることだろう。

入社試験が日の丸の踏み絵という会社が現れるかもしれない。

分数のできない劣等民族の歴史認識など鼻で笑えるなどと言われて、日の丸が踏めない人間は、歴史もわからない知的レベルの低い人間ということにされる。

これもそれも、愚民化に協力したマスコミと、自分の子供の世襲のために、学歴批判を続けた財界の責任だ。

民から金を巻き上げ(たとえば法人税を下げ、消費税を上げるように)日本人全体の購買力を奪うことで、日本人がお客さんの立場から、中国にものを買ってもらわないとやっていけない立場にした、いやしい金持ちの影響もあるだろう。

ただ、その時点では、日本の卑しい金持ちたちは平気で中国に尻尾をふるだろう。

どこの植民地でも金持ちは、自国を見下げ、宗主国に媚を売るものだ。

でも、この歴史の流れを戻すことができるような気が私にはしないのは悲観的すぎるだろうか?