本日は、非常に嬉しいメッセージをいただいた。

昔、私が研修医の頃に診ていたアルコール依存症の方が無事に回復され、お仕事にもつかれ、平和に家庭を営んでおられるという。

AAという自助グループに今でも通っておられるとのことだが、依存症というのは、前からも何度も書いているが、意思が弱いダメな人間がなるのではなく、薬物やギャンブルのような刺激のために意思が壊される病気なのである。

だから、しっかりと治療を受けたり、自助グループに通うことが本当に大切だ。

しかし、日本では、それが意思の弱い人間の自己責任のように思われ、欧米では禁止の方向に向かっているのに、真昼間から堂々とアルコール飲料のコマーシャルがテレビで流されるのである。

それでもよくなった話は嬉しい。私は当時はものを知らないダメ研修医だったが、AAの力は素晴らしい。

学生スポーツは昔の低学力だったというメッセージ。これも正しいご指摘。

確かにそうだが、私のころは一応慶應は意地を張って表向きはスポーツ推薦を受けていなかった(桐蔭などが勉強の推薦枠を使って、スポーツ選手を送り込んだりしていたようだが。立教も長嶋や大沢の頃にあまりにスポーツ推薦が露骨だったからかもしれないが、一時期はスポーツ推薦をはずして、ろく大学でも東大とビリを争っていた。

そんな瑣末な話はおいといて、私が子供の頃や高校生くらいまでは、大学卒のプロ野球選手などをみると、あの人は頭もいいんだと素直に信じていたが、今はおそらく子供にも勉強をやらなくてもスポーツで大学に入れることがバレていることだ。

学力低下の折、これがいい影響を与えるとは思えない。

話は変わるが、明日のドラフトの前に、沢村とかいう投手が大リーグからも引きがあることを発表したようだ。誰が流した情報かわからないが、巨人以外が指名したら大リーグにいくという脅しだろう。こんな形で逆指名を復活するなどというのは許しがたい暴挙だ。

アメリカのように早くウエーバー方式を採用してほしい。

で、前置きが長くなったが、昨日はとても楽しい夜だった。

中園ミホさんのセッティングで、白石冬実さんと食事をすることができた。

新宿御苑のシェフズという店で、上海ガニやそら豆の料理がめちゃくちゃにおいしい。

しかし、それ以上に、中学高校時代、そして大人になってからもラジオでずっと声を聞いてきた人と食事ができるのは本当に嬉しい。

パックインミュージックの終わりの時期に、彼女が歌っていた、「青山レイニーナイト」を思わず口ずさんでしまって、よく覚えていると感心していただいた。

当時の投稿王のセントポールスターさんもお元気でいられるとのこと。

当時のラジオは本当にすばらしかった。私にとっては、青春そのものだった。とにかく夕方家に帰ってから8時半まで昼寝をして、10時から朝の5時までラジオだった。

ただ、高校2年生のときに、それをやめてしまった。

その後、急激に成績があがったのは事実だが、ながら勉強ができないほど当時のラジオは面白かったのだ。

今のカス芸人たちは、まじめにラジオに取り組んだらどうか?安住さんの爪の垢でも煎じて飲めと言いたいくらいの低レベルラジオを車で聴くと本当に情けなくなる。