>3尺玉という日本の消防法で可能な最大の花火をあげる。
とありましたが、長岡市の隣の小千谷市の片貝まつりの花火大会では4尺玉を打ち上げます。
片貝まつりで4尺玉を打ち上げるのは紛れも無い事実ですから4尺玉が最大だと思われます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%9B%9B%E5%B0%BA%E7%8E%89

というご指摘を受けた。

私の確認不足だった。長岡市の職員も3尺玉が最大と言っていたのでなく、火薬80kgが法律で認められる最大なので、3尺玉が最大になるという話だった。

だから、4尺玉も火薬の量は同じかもしれない。これも調べられないので、わかる人がいたら教えてほしい。

いずれにせよ、ブログにメッセージを送ってくださる方がいるから少しずつ賢くなっていることが実感できる。これについては感謝する。

さて、週刊誌で芸能人御用達のダイエットのクリニックから死者がでたり、覚せい剤の原因であるエフェドリンを使った薬を使っていることが週刊誌のスクープになっていた。

もちろん、エフェドリンそのものはまだ非合法になっていないので、そのクリニックが民事の裁判で訴えられることはあっても、刑事事件になるとは思えない。ただ、ダイエットに効果があるのは昔から知られていたが、日本でもアメリカでも副作用が多いことと合法ドラッグ的な作用があるから発売禁止になっていたのも事実で、それを処方することに倫理的な問題はあるかもしれない。

ただ、私が見るところ、タバコであれ、覚せい剤であれ、使うとやせるし、やめると太ることは前から知られていた。つまり、有効なやせ薬は、中枢神経の興奮作用があり、それによって基礎代謝を上げるというメカニズムだから、合法のものを含めて、体に悪いことが多いのは確かである。

やせたい人間にとっては、必要以上に使ってしまうというリスクもある。

だから、薬でやせるというのは、あまり好ましいやり方でない。

というか、やせようとすること自体が体に悪いことが多い。

とくに中高年以降は、栄養不足のほうがよほど体に悪いし、栄養不足や微量元素不足は、老化を進めてかえって同じ量を食べると太る原因になる。

運動でやせようとする場合も、過度な場合は、酸化が起こって、やはり老化が進む。

そういうこともあって、現実には日本ではやせ形のほうが早死にすることははっきり(40歳時の余命ベースで6―8年も違う)データになっている。

私がクロード・ショーシャーさんのやり方を評価するのは、ここに気を遣っているからだ。

しかし、日本にはそれでもやせたいという人が多い。

そして、そういう人は手段を選ばないことがある。

たとえば、その週刊誌を読んだ100人のうち、99人は危ないからやめておこうという話になっても、一人くらいは、どうせ死んだのはたった一人だし、副作用だってみんなに出るわけではない。確実にやせるなら行こうという話になるかもしれない。

すると、クリニックとしては、その記事をみて通うのをやめる人も出るかもしれないが、逆にその記事をみて行きたがる人が100人も出れば、宣伝効果は抜群だ。

日本には、体に悪くても、それでもやせたいという人は大勢いる。

神経性無食欲症の人は、食べないと死ぬと言われ、それがうすうすわかっていても、それでも食べようとしない。

このクリニックが犯罪的であるより、日本人のやせ願望を煽っているマスコミのほうがよほど犯罪的だと思うのは、私のひがみだからだろうか?

でも、このクリニックの院長のように、私もランボルギニーに乗ってみたいと思うが、私はどうも商売が下手なようだ。香港の検査の原価が高いので、クリニックの値段も高くなっているが、週刊誌を読む限り、検査をしてもそこの値段の半分だ。

それでも、高いと言われるのをびくびくしている。

そんな自分を愛おしいと、自分で慰めるのが関の山だ。