最初に断っておくが、「○○についてどう考えるか?」というメッセージをときどきいただくし、かつてはなるべくそれにまじめに答えるようにしていたが、一人汚い人間がいて、私とのやりとりを勝手に自分のブログに引用して、私が「吹きあがった」と揶揄して終わるようなものにされたエピソードがあって以来、よほど書きたい内容だったり、私が相当信頼できると思った人からのメッセージ以外は、与えられたテーマに対してブログ上で答えをしないことにしている。これをご了承されたい。
昨日、話題にした騒動がまだ治まらない。
ただ、私のブログへのメッセージは比較的暖かいものが多く、捨てる神あれば拾う神ありの心境である。
シゾフレ人間が増えれば、差別がひどくなるのではないかというメッセージをいただいた。
私も実際、その通りと思う。みんなと同じでいたがるシゾフレの人たちは、異質なものを非常に嫌う。私も今回コテンパンにやられたが、自分たちをキチガイ扱いするなといういっぽうで、私のことはキチガイ、バカ呼ばわりである(ここで矛盾を感じないのがシゾフレの人の特徴で、メランコの人なら、人のことをキチガイ扱いするなと言ってしまったら、意地でもそういう言葉は使わない傾向が強い)。
実際、私を非難するメールをみると同じ人間が何通も送ってきているのではないかと思えるくらい、ほとんどが同じ意見だった。
これは怖い社会になったと真剣に思った。その割にはブログのアクセスも増えておらず、ほかのものをリファレンスして批判しようという考えを持つ人は少ないようだ(一通だけブログを読んで短絡的な批判を詫びたメールをいただいた。これは有難かった)。
かつては、テレビが短絡的な世論誘導のツールだったが、今は2ちゃんを初めとするネット・コミュニケーションがこれに当たるのだろう。
だったら、このパワーをもう少し、自分たちの役に立つように利用できないのだろうか?
非難メールの中に、ブログの内容はわかったが、もっと踏み込んで、企業がちゃんと労働者に払えと主張すべきだというものがあった。
私の著書の『富裕層が日本をダメにした!』を初めとして、私は日本の著者の中では、そういう考え方をもつ少数派であるという自負がある。貧困対策どころか、一億総中流が復活しない限り、本格的な内需の改善はないとみている。
しかし、そういうものをマスコミはけっして取り上げようとしない。スポンサーがいるのだから当然の話だ。読んでもらった人にはそれなりに評判のいい本だが(一部、かみつく人がいたが、官僚や某放送局の報道部長、そのほか経済がわかっている人の評価が高かった)、予想外に売れなかった。
私のような雑魚が発言しても意味がないのである。
では、どうすれば労働分配率が昔のように戻るのか?
私なら、次の参議院選で共産党に入れることを薦める。
もちろん、日本が共産党政権の国になってほしいわけではない。第一、衆議院で民主党が300議席以上をとっているのだから参議院の結果で、共産主義になるはずはない。
共産党が非合法だったアメリカを除くと、ヨーロッパ諸国では、共産党は面白い使われ方をし続けてきた。
要するに、共産党に票を入れることで、政権や企業に圧力をかけるのだ。格差が大きくなったり、貧困が問題になったりすると、共産党が票を伸ばす。実際に共産党が、連立とはいえ政権与党についた国などいくつもある(イタリアやフランスでさえそうだ)。
共産党でなくても、ヨーロッパの場合、左派政権が樹立すると平気で企業を国営化したり、企業の資産を接収する。ヨーロッパの企業経営者たちは、株主も怖いが、このような形で国民も共産党も怖いのである。株主があまりに横暴なことを言うと、「これ以上、労働者を搾取すると共産党が票を伸ばす。そうなるとあなたたちの持ち株が神クスになるかもしれませんよ」と脅すことができる。もちろん、政権与党もあまりに大企業よりの施策を行うと共産党が伸びることを心配する。
しかるに日本では、北朝鮮問題で洗脳された日本の低所得者層は、共産党が政権を取ってさえ、自分が損をすることはないのに、決して共産党に入れようとしない。むしろ貧しい人たちのほうが右翼化しているくらいだ。
何回も政権につくたびに与党のいいなりになる社民党を財界はまったく恐れてはいない。
新党といっても、すべて保守系で、民主党も含めて、消費税を上げるといっても、累進課税を復活するとか、法人税を上げるとは絶対に言わない党ばかりだ。
だから、大企業はやり放題で、マスコミを牛耳っているのをいいことに、史上最高益をだしても、賃金を削らないと会社がつぶれると脅し続ける。
そして、もし要求が通らないと国を出ていくと脅す。
税金が上がるのを嫌がって、よその国に逃げて行った法人に制裁を課す方法はいくらでもあるし、日本市場を捨て切れる日本企業はほとんどないはずだ。
だから、本音のところで共産党が大量得票をすれば、相当ビビるはずだ。
労働分配率も本気で考えなおすだろう。
人に怒りのメールを口汚いことばでよこすまえに、参議院選挙で共産党に入れるように、2ちゃんの住人が変わればいい。世の中はそのほうが確実に変わる。
実は、私は学生時代に民青にいじめられたので、共産党は大嫌いだし、政権は絶対にとってほしくない。しかし、このような思いがあって、ここ2回の選挙で共産党に入れたために、家族に嫌われていることも付記しておこう。
昨日、話題にした騒動がまだ治まらない。
ただ、私のブログへのメッセージは比較的暖かいものが多く、捨てる神あれば拾う神ありの心境である。
シゾフレ人間が増えれば、差別がひどくなるのではないかというメッセージをいただいた。
私も実際、その通りと思う。みんなと同じでいたがるシゾフレの人たちは、異質なものを非常に嫌う。私も今回コテンパンにやられたが、自分たちをキチガイ扱いするなといういっぽうで、私のことはキチガイ、バカ呼ばわりである(ここで矛盾を感じないのがシゾフレの人の特徴で、メランコの人なら、人のことをキチガイ扱いするなと言ってしまったら、意地でもそういう言葉は使わない傾向が強い)。
実際、私を非難するメールをみると同じ人間が何通も送ってきているのではないかと思えるくらい、ほとんどが同じ意見だった。
これは怖い社会になったと真剣に思った。その割にはブログのアクセスも増えておらず、ほかのものをリファレンスして批判しようという考えを持つ人は少ないようだ(一通だけブログを読んで短絡的な批判を詫びたメールをいただいた。これは有難かった)。
かつては、テレビが短絡的な世論誘導のツールだったが、今は2ちゃんを初めとするネット・コミュニケーションがこれに当たるのだろう。
だったら、このパワーをもう少し、自分たちの役に立つように利用できないのだろうか?
非難メールの中に、ブログの内容はわかったが、もっと踏み込んで、企業がちゃんと労働者に払えと主張すべきだというものがあった。
私の著書の『富裕層が日本をダメにした!』を初めとして、私は日本の著者の中では、そういう考え方をもつ少数派であるという自負がある。貧困対策どころか、一億総中流が復活しない限り、本格的な内需の改善はないとみている。
しかし、そういうものをマスコミはけっして取り上げようとしない。スポンサーがいるのだから当然の話だ。読んでもらった人にはそれなりに評判のいい本だが(一部、かみつく人がいたが、官僚や某放送局の報道部長、そのほか経済がわかっている人の評価が高かった)、予想外に売れなかった。
私のような雑魚が発言しても意味がないのである。
では、どうすれば労働分配率が昔のように戻るのか?
私なら、次の参議院選で共産党に入れることを薦める。
もちろん、日本が共産党政権の国になってほしいわけではない。第一、衆議院で民主党が300議席以上をとっているのだから参議院の結果で、共産主義になるはずはない。
共産党が非合法だったアメリカを除くと、ヨーロッパ諸国では、共産党は面白い使われ方をし続けてきた。
要するに、共産党に票を入れることで、政権や企業に圧力をかけるのだ。格差が大きくなったり、貧困が問題になったりすると、共産党が票を伸ばす。実際に共産党が、連立とはいえ政権与党についた国などいくつもある(イタリアやフランスでさえそうだ)。
共産党でなくても、ヨーロッパの場合、左派政権が樹立すると平気で企業を国営化したり、企業の資産を接収する。ヨーロッパの企業経営者たちは、株主も怖いが、このような形で国民も共産党も怖いのである。株主があまりに横暴なことを言うと、「これ以上、労働者を搾取すると共産党が票を伸ばす。そうなるとあなたたちの持ち株が神クスになるかもしれませんよ」と脅すことができる。もちろん、政権与党もあまりに大企業よりの施策を行うと共産党が伸びることを心配する。
しかるに日本では、北朝鮮問題で洗脳された日本の低所得者層は、共産党が政権を取ってさえ、自分が損をすることはないのに、決して共産党に入れようとしない。むしろ貧しい人たちのほうが右翼化しているくらいだ。
何回も政権につくたびに与党のいいなりになる社民党を財界はまったく恐れてはいない。
新党といっても、すべて保守系で、民主党も含めて、消費税を上げるといっても、累進課税を復活するとか、法人税を上げるとは絶対に言わない党ばかりだ。
だから、大企業はやり放題で、マスコミを牛耳っているのをいいことに、史上最高益をだしても、賃金を削らないと会社がつぶれると脅し続ける。
そして、もし要求が通らないと国を出ていくと脅す。
税金が上がるのを嫌がって、よその国に逃げて行った法人に制裁を課す方法はいくらでもあるし、日本市場を捨て切れる日本企業はほとんどないはずだ。
だから、本音のところで共産党が大量得票をすれば、相当ビビるはずだ。
労働分配率も本気で考えなおすだろう。
人に怒りのメールを口汚いことばでよこすまえに、参議院選挙で共産党に入れるように、2ちゃんの住人が変わればいい。世の中はそのほうが確実に変わる。
実は、私は学生時代に民青にいじめられたので、共産党は大嫌いだし、政権は絶対にとってほしくない。しかし、このような思いがあって、ここ2回の選挙で共産党に入れたために、家族に嫌われていることも付記しておこう。