細かい質問に答えすぎて、まとまった内容のブログになっていないとか、最近はグルメやワインの話題がなくなって面白くないとか、最近のブログに対して、辛口のコメントを直接会った人からいただくことが多い。

実際、アクセス解析を見ていてもアクセスは減り、順位が落ちていっているのも事実だ。やはり面白くなくなっていると読者に思われているのかもしれない。

確かに、本日もキャリアチェンジのために大学を受けたいが、これから10ヶ月ほどの勉強で間に合うかという質問を受けた。ふだん、いいメッセージを下さっている方なのでむげにはしたくないが、私が大丈夫ということに、あるいは無理だということに意味があるのだろうか?また、その方の学力だってまったく把握できないのだ。

ということで個別の質問には今後は応じないことはご了承いただきたい。○○について、和田はどう考えるかというような質問については、答える価値というより、読者も同じことに興味をもっていそうかだとか、私の興味と重なるかだとかで、答えるかどうかを決めさせてほしい。

双方向性のブログという感じになっていたのが崩れるのは残念だが、メッセージを送ってこない読者のほうが圧倒的多数だということを考えると、やはりそれを優先するのが本来のあり方だと気づいたと理解してほしい。

ただ、ワイン、グルメ、ラーメンというものは、自分で体験しないとブログに載せることはできない。

あと、ふだんはブログでひどいことを書いているが、情報の価値という風に考えた際は、ワイン、グルメ、ラーメンについては、評判の店に行ったがまずかったという酷評を書くより、おいしかったもの、おいしかった店をお教えするほうがたぶん有難い情報のように思う。

なんでこんな言い訳をするかというと、最近、本当においしい店に行っていない、おいしいワインをあけていないという事実に気づいて愕然としているからだ。

ちょいましのワインを飲むことはもちろんあるのだが、これはすごいというワインに出会うことがめっきり減った。

林真理子先生たちとやっていたワイン会がなくなったのも大きい。

ラーメンのほうも街中に引っ越してから、手近なところですますことが多くなって、かえってグルメでなくなっている。

ただ、一つ言えることは、食とかおいしいワインというのは、人間にとって相当なインセンティブになるということだ。

金を稼いで貯金通帳が増えるのを喜ぶよりは、ウン十万円だしてもうまいワインを飲める時のほうがはるかに幸せだし、金を稼ぐ気にもなる。

本当においしいものを食べる時も同じことだ。

ビジネスの資金としてはともかくとして、何十億、何百億も稼ぐ必要が本当にあるのだろうかとときどき考える。

ただ、映画を好きに作れる数億の金はやはりほしい。