本日はあげ足とりのようなメッセージが多いので無視をさせていただく。とくに口の利き方を知らない人と私が判断した人については、通例の通り、二度とメッセージを読むのを控えさせていただく。私の攻撃するなら、ご自分のブログなり、2ちゃんなりでなさったらいい。仮に、その批判が私に役に立つ内容であっても、感情的になると人間はそれをきちんと理解できないというのが、私の知る認知理論の常であるし、経験的にも私にはそれがよく当てはまる。必要な知識は、別のチャンネルから得るようにしたい。

一つだけ、「教育費の公費負担についての税金の無駄遣い」について誤解している人がいるので、簡単に答えさせていただく。

私は日本の教育費の公的支出は少なすぎるという立場だ。ただ、その中で、フィンランドなどと比べて、はるかに学校の建築コストが高かったり、別の人がメッセージで指摘したように、ある種の特殊法人に流れるのが無駄だと言っただけだ。教員の給与にしても、今は一般の給料が、とくに地方で下がりすぎているので上げにくいのはわかるが、高めに設定したほうが優秀な教員が集まるだろうし、あるいは教師の数を増やすという形で教員の人件費を増やすのにはむしろ賛成だ。

さて、本日は、またまた賢い人の集まりに参加させていただく。

その中で、税の話が出たが、日本のダブルスタンダードの話も出た。いろいろなシステムをアメリカを見習わせといて、税金だけは、ヨーロッパと同じように高い消費税を取るというのはダブルスタンダードだというのだ。まさにその通りで、ヨーロッパは消費税が高い代わりに福祉は、失業手当も含めて充実しているし、アメリカほどの格差はない。いっぽう、アメリカは低福祉、格差社会だが、消費税は日本より多少高いが、そんなには高くないし、州をまたいだ通販では消費税は取られない。

で、こういう集まりのついでに、先週の、保守系論壇の賢人の集まりで、私も含めてのった話を思い出す。

要するに、年寄りが金を使うインセンティブとしても、あるいは、人々が歳をとるのを恐れるより、歳を取りたいという思えるツールとしても、年寄りに、いろいろな許可を与えるというアイディアだ。

確か、誰か偉い先生が、年寄りにはマリファナなだ解禁してやればいいという発言をしたのがきっかけだった。

実は、私は、日本でカジノを作るとき、当初、外国人専用にするという案もあったが、65歳以上の人は日本人でも入れるようにするといいと思っていた。

そうすれば高齢者も金を使うし、高齢者を若い人たちがうらやましがるかもしれないと思えるし、カジノには勝った人の金目当てで、美女が集まるというのが世界中のカジノの通例だが、これも高齢者の若返りにつながる。

もちろん、女性の高齢者にもいろいろな楽しみを、解禁すべきだろう。

男性だけでなく、女性の高齢者にだって、お金を使えば、買春ができるというのだっていい。

人生を長く生きてきたごほうびを与えながら、ちゃんと金を遣ってもらうのだ。

もちろん、若い人はそれを冷たい目で見るのでなく、うらやましがるくらいでないといけない。

相続税100%が負のインセンティブなら、高齢者への快楽解禁を正のインセンティブにすることで、高齢者に金を遣ってもらうことを覚えてもらわないと、超高齢社会は消費が伸びない、文化が生まれない、歳をとるとみじめだというさまざまな点で、暗くつまらないものとなるばかりだ。