沢尻エリカとかいう女優の復帰会見が物議をかもしているらしい。プライベートなことを書くなら取材にも応じないし、記者会見にも出席させないというようなことの誓約をさせたらしいが、政治家が同じ事をしたら、タダでは済まないだろう。芸能人は政治家ほどの権限をもっていないから、プライベートなことは守られてしかるべきという考え方もあるが、ＣＭ代にせよ、民放のスポンサー費用にしても、あるいはＮＨＫの出演料にしても、品物の値段にのっけられたり、国民から徴収したものから出ていることは確かだ。
格差社会の中でたくさんの金をもらっている人については、それがいやなら芸能人（舞台俳優とかは違うのかもしれないが）はやめろと言いたくなるのはひがみだろうか？
ま、これは私の単なる感情の発露だが、たまたまテレビで朝その沢尻さんをみていたら、２４くらいのはずなのに、しわが目立つ。変な薬（覚せい剤も含むのだが）を使ってやせると、こんな風になることが多いようだが、ちょっと心配になった。無理なダイエットも同様だ。たかの友梨にとっては逆効果のように思えてならないが、たかの友梨の力でしわがなくなるのだろうか？
こういう無理なやせ方と違い、アンチエイジングの効果も高い形で、ショーシャーメソッドのオフィスを開業しようと思っているので、つい宣伝したくなる。
さて、あるアンケート調査で、中学生の将来の夢が芸能人だというのが心配だという高校生からのメッセージをいただいた。
そのメッセージの主は、勉強することがかっこ悪いというテレビの植えつけるイメージを心配しておられたが、私は、むしろゆとり教育化での中学生の幼児化と格差社会の影響を懸念した。
通常、夢というのは、子供のころほど実現可能性を考えないものになる。女の子ならお花屋さんなどという可愛いものがあるが、この時期ならアイドルとかに憧れることは珍しくない。男の子だって、この時期ならプロ野球選手とか芸能人、ノーベル賞学者などということになる。
しかし、中学生くらいになると、リトルリーグなどで活躍していたような子やそこそこ強い野球部の主力メンバーくらいでないと、プロ野球選手などというのは大それたものだと考えるようになる。メッセージの主のいうように中学生のほうが小学生より、将来の夢が芸能人と答える人が多いのならば、むしろ幼児化している可能性はなくはない。
もう一つは、まともに生きていっても、まともに勉強していても、あるいは一生懸命働いても今の階層のままという夢のない状態では、実現可能性を考えずに、大きな夢をもつことが多いという側面もある。かつてのアメリカのスラムの黒人たちが、自分の人生を変えられるのは、成功したミュージシャンになるか、スポーツ選手になるかしかないと思ったのと同じような心理だったというが、それと似たものがあるのかもしれない。
さて、福岡で女性の切断遺体が見つかって騒ぎになっている。
でも、この遺体が切断されていなければ、事件扱いされていなかったのではないかとふと思う。
平成20年に警察が扱った遺体16万体のうち、犯罪による死体とされたものはたった９８４体、病気などで犯罪でないとはっきりと認められたのは約14万6000体、残りの15000体は犯罪かもしれないが不問にされたものだ。日本の殺人事件の異様に高い検挙率は、捕まえるのが難しそうな遺体は、「事件性なし」で片付けるからなのだろう。
日本では、殺人事件の犯人の８５％から９０％が顔見知りによるもので、見ず知らずの人に殺されるのは1割ということになっている。でも、実際は、殺したのが顔見知りと思われるケースだけ、死体を調べて、そうでないケースは、「これは殺人事件扱いにすると迷宮入りになる」と思われるケースは、『事件性なし」で片付けている可能性がある。だから異様に殺人事件の顔見知り率が高いのかもしれない。
通り魔とか、ゆきずりの殺人がマキシマムで年間15000件もある。まさにゆきずり殺人者の天国だ。
年間300件弱の飲酒死亡事故をなくすために、酒を飲んで、車をおいて家に帰って、奥さんに翌日置いた場所まで送ってもらって、そこから勤め先に行く人間を翌朝検問して（前日に数杯の酒を飲んでいると翌朝でも十分飲酒運転の基準に達するのだ）捕まえて、公務員の場合は、懲戒免職にまでしている警察が、殺人事件かもしれない死体を15000件も放っておいている。
飲酒運転厳罰化論者は、人を引いていない飲酒運転者と、ゆきずりの人殺しの扱いがこんなに違うのを知っているのだろうか？
以前、飲酒運転を厳罰化すると自殺が増える可能性が大きい（酒を飲んで仕事の憂さ晴らしができなくなるし、自宅で一人で飲んでいるとアルコール依存が増えるため）と書いたら、自殺は、自己決定だし、被害者はいない（自分で自分を殺すためだろう、ただ、その子供は被害者と言えると私は信じる）が、飲酒運転は被害者がいるのだから、同列に論じるなとボロクソのメッセージをもらったことがある。では、人殺しの場合はどうなのだろうか？
警察は捕まえやすい人間しか捕まえない。市民より自分の出世しか考えない、地元のことを何も知らない東京から来た警察官僚の県警本部長が、検挙率が下がると自分の出世に差し支えると指揮し、飲酒運転は一人でも多く捕まえろと言って、市民が飲酒運転をやめると朝まで検問をして自分の点数を稼ぐのが警察官僚のやり口だ。検挙数が少ないと出世に差し支えるから、ここでも市民が犠牲になる。しかし、それを批判したり、それを改革しようとすると小沢氏のような目にあう。
日本は行きずりの犯罪者にとっては天国のようなものだ。もちろん調子に乗って何人も殺せば、和歌山や鳥取や埼玉のようになるのだろうが。
こんなことを書いて、警察を含んで、私を憎んでいる人に（もちろんゆきずりだろう）殺されないように気をつけねば。
格差社会の中でたくさんの金をもらっている人については、それがいやなら芸能人（舞台俳優とかは違うのかもしれないが）はやめろと言いたくなるのはひがみだろうか？
ま、これは私の単なる感情の発露だが、たまたまテレビで朝その沢尻さんをみていたら、２４くらいのはずなのに、しわが目立つ。変な薬（覚せい剤も含むのだが）を使ってやせると、こんな風になることが多いようだが、ちょっと心配になった。無理なダイエットも同様だ。たかの友梨にとっては逆効果のように思えてならないが、たかの友梨の力でしわがなくなるのだろうか？
こういう無理なやせ方と違い、アンチエイジングの効果も高い形で、ショーシャーメソッドのオフィスを開業しようと思っているので、つい宣伝したくなる。
さて、あるアンケート調査で、中学生の将来の夢が芸能人だというのが心配だという高校生からのメッセージをいただいた。
そのメッセージの主は、勉強することがかっこ悪いというテレビの植えつけるイメージを心配しておられたが、私は、むしろゆとり教育化での中学生の幼児化と格差社会の影響を懸念した。
通常、夢というのは、子供のころほど実現可能性を考えないものになる。女の子ならお花屋さんなどという可愛いものがあるが、この時期ならアイドルとかに憧れることは珍しくない。男の子だって、この時期ならプロ野球選手とか芸能人、ノーベル賞学者などということになる。
しかし、中学生くらいになると、リトルリーグなどで活躍していたような子やそこそこ強い野球部の主力メンバーくらいでないと、プロ野球選手などというのは大それたものだと考えるようになる。メッセージの主のいうように中学生のほうが小学生より、将来の夢が芸能人と答える人が多いのならば、むしろ幼児化している可能性はなくはない。
もう一つは、まともに生きていっても、まともに勉強していても、あるいは一生懸命働いても今の階層のままという夢のない状態では、実現可能性を考えずに、大きな夢をもつことが多いという側面もある。かつてのアメリカのスラムの黒人たちが、自分の人生を変えられるのは、成功したミュージシャンになるか、スポーツ選手になるかしかないと思ったのと同じような心理だったというが、それと似たものがあるのかもしれない。
さて、福岡で女性の切断遺体が見つかって騒ぎになっている。
でも、この遺体が切断されていなければ、事件扱いされていなかったのではないかとふと思う。
平成20年に警察が扱った遺体16万体のうち、犯罪による死体とされたものはたった９８４体、病気などで犯罪でないとはっきりと認められたのは約14万6000体、残りの15000体は犯罪かもしれないが不問にされたものだ。日本の殺人事件の異様に高い検挙率は、捕まえるのが難しそうな遺体は、「事件性なし」で片付けるからなのだろう。
日本では、殺人事件の犯人の８５％から９０％が顔見知りによるもので、見ず知らずの人に殺されるのは1割ということになっている。でも、実際は、殺したのが顔見知りと思われるケースだけ、死体を調べて、そうでないケースは、「これは殺人事件扱いにすると迷宮入りになる」と思われるケースは、『事件性なし」で片付けている可能性がある。だから異様に殺人事件の顔見知り率が高いのかもしれない。
通り魔とか、ゆきずりの殺人がマキシマムで年間15000件もある。まさにゆきずり殺人者の天国だ。
年間300件弱の飲酒死亡事故をなくすために、酒を飲んで、車をおいて家に帰って、奥さんに翌日置いた場所まで送ってもらって、そこから勤め先に行く人間を翌朝検問して（前日に数杯の酒を飲んでいると翌朝でも十分飲酒運転の基準に達するのだ）捕まえて、公務員の場合は、懲戒免職にまでしている警察が、殺人事件かもしれない死体を15000件も放っておいている。
飲酒運転厳罰化論者は、人を引いていない飲酒運転者と、ゆきずりの人殺しの扱いがこんなに違うのを知っているのだろうか？
以前、飲酒運転を厳罰化すると自殺が増える可能性が大きい（酒を飲んで仕事の憂さ晴らしができなくなるし、自宅で一人で飲んでいるとアルコール依存が増えるため）と書いたら、自殺は、自己決定だし、被害者はいない（自分で自分を殺すためだろう、ただ、その子供は被害者と言えると私は信じる）が、飲酒運転は被害者がいるのだから、同列に論じるなとボロクソのメッセージをもらったことがある。では、人殺しの場合はどうなのだろうか？
警察は捕まえやすい人間しか捕まえない。市民より自分の出世しか考えない、地元のことを何も知らない東京から来た警察官僚の県警本部長が、検挙率が下がると自分の出世に差し支えると指揮し、飲酒運転は一人でも多く捕まえろと言って、市民が飲酒運転をやめると朝まで検問をして自分の点数を稼ぐのが警察官僚のやり口だ。検挙数が少ないと出世に差し支えるから、ここでも市民が犠牲になる。しかし、それを批判したり、それを改革しようとすると小沢氏のような目にあう。
日本は行きずりの犯罪者にとっては天国のようなものだ。もちろん調子に乗って何人も殺せば、和歌山や鳥取や埼玉のようになるのだろうが。
こんなことを書いて、警察を含んで、私を憎んでいる人に（もちろんゆきずりだろう）殺されないように気をつけねば。