国母とかいうスノーボードの選手についての異論。

ほうぼうからお金をもらい、国の期待がかかっているのに、あの服装と態度でいいのかというのはよくわかる話だ。たとえば、どこかのスポンサーの企業が、「イメージダウンになるから困る」という資格だってあるだろう。

ただ、国の金を遣うという場合、態度がいいが成績はさっぱりというのと、態度が悪いがメダリストという場合なら、どっちが金の無駄遣いかは人の価値観によるだろうということが言いたかっただけだ。いずれにせよ、態度が悪い上に負けたら、ぼろくそに言われても仕方がないのは、私も同意する。

私を論破したと思っている、国母選手以上に口の利き方を知らない人間は、もちろん今回はメッセージも開かなかったが、別のメッセージのアドバイスにしたがって、初めて受信拒否の機能を使うことにした。

ただ、そのメッセージの表題に私が飲酒運転の合法化を考えていると書かれていたが、飲酒運転を合法化しろなどと言ったことはない。

私の主張は、アメリカのように地域によって取り締まりの基準を変える地方分権的な措置を求めること、極端な重罰化はかえってひき逃げなどを誘発するので、たとえばひき逃げや人が死んだ場合など(今の法律では人が死ななくても重罰なので、人が死ぬ可能性があるので、助けた場合などの弾力的対応が必要ということも含めて)との罪との整合性を求めたいということ、飲酒以上に人が死んでいるスピード違反や、科学的に飲酒と同等に危険な携帯電話運転との罪の重さの軽重をもう少し感情的でなく合理的なものにすべきだということ、そして、JRの民営化など交通手段を一方的に奪った上で、飲酒運転を厳罰化するなら、タクシーや代行に補助金をつけるべきだということ。

くらいが私の主張である。

このメッセージの主は、大阪はテレビの規制がないとか、東京のほうが高給なのは大企業の正社員だけとか、本気で信じているようだ。

こういうメディアリテラシーのない人にこそ、私のブログを読んでほしいのだが、自分が信じたものを直すことはメディアリテラシーのない人のほうができないようで、むしろ私のブログを参考にするより(私が正しいから、それを信じろとは言っていない、それはそれでメディアリテラシーがないことになるからだ)、より感情的になり、自分の信念が固まるようだ。右の人は右の本しか読まず、あるいは右の本に書いてあることしか信じず、逆に左の人にも同じことが起こるように、幅広い知識がもてずに悪循環になるということなのだろう。

でも、実際、この手の悪循環だらけである。

勉強ができる奴は勉強が好きだから余計にできるようになるし、できない奴は、昨日のブログにあったように、どうせやってもできないと思うから、やらないので絶対にできるようにならない。

しかも、最近の傾向として、私ができない人のために勉強法の本を書いても、できない子は読まずにできる子のほうが読んでいる。

金持ちのほうが積極的に金儲けをして、貧しい人は教育を含め投資をしないから格差は広がるいっぽうだ。

最近、知ったことだが、美しい女性のほうがもっと美しくなろうと思えるし、変なコンプレックスがないから、整形も平気でするし、若返り術もきちんと行う。ところが、そうでない女性は、整形をするとブスを認めることになるから、そのハードルが高いらしい。

かくしてルックスの格差まで生じてしまう。

悪循環を断つというのは、心の治療の大きなテーマ(たとえばうつだと悲観的になるから、よけいにおちこむなどの悪循環をたつことが重要)なのだが、ほかの世界でも悪循環を断たないと、デフレスパイラルのようなことがほうぼうで起きているようだ。


しかも、最近の傾向として、私ができない人のために勉強法の本を書いても、できない子は読まずにできる子のほうが読んでいる。

金持ちのほうが積極的に金儲けをして、貧しい人は教育を含め投資をしないから格差は広がるいっぽうだ。

最近、知ったことだが、美しい女性のほうがもっと美しくなろうと思えるし、変なコンプレックスがないから、整形も平気でするし、若返り術もきちんと行う。ところが、そうでない女性は、整形をするとブスを認めることになるから、そのハードルが高いらしい。

かくしてルックスの格差まで生じてしまう。

悪循環を断つというのは、心の治療の大きなテーマ(たとえばうつだと悲観的になるから、よけいにおちこむなどの悪循環をたつことが重要)なのだが、ほかの世界でも悪循環を断たないと、デフレスパイラルのようなことがほうぼうで起きているようだ。