大阪のおばちゃんと中山美穂の議論の仕込みについてさらに詳しい情報を送ってくれた人がいる。こういうことが調べられる世の中なのだと感心する。もちろん、感謝もする。

別の映画関係の人からの激励のメッセージ。これももちろん嬉しい。

知らないことの幸せについて、大学や資格試験の搾取の現実を教えてくれた人もいた。これも納得できる。

心の病をもちながら一生懸命生き、一生懸命勉強する人からのメッセージ。努力が実る社会になってほしい。残念ながら、音楽は私はからきしダメで、三枝先生にオンブにダッコだったが、今度三枝先生のオペラを聞きに行く予定だ。

さて、昨夜は私がいちばんおもしろいと思っている研究会。

民主党が政権をとっても、ちっとも変わらない官僚支配、財務省支配をどう変えていくかの勉強会。

渡辺喜美氏がゲストスピーカーで、彼の金融政策論や霞が関の解体論はクリアカットでなかなか面白かった。

日本のバランスシート、2007年度末の国の負債は978兆円だが、実は資産も694兆円あるという。資産を圧縮したほうが、借金も減るし、余計な費用もかからないのは当然のことだ。

デフレ脱却のために財政が大事なのか、金融政策が大事なのかについては、私の信用する多くのエコノミスト同様に金融政策だという。

波頭亮さんの意見もユニークで、インフレでつぶれた国はあるが、デフレでつぶれた国はないという。

経済の規模がシュリンクしていいなら、それもそうかもしれない。

デフレだと格差が拡大するという渡辺氏の意見は私に近い。

多少は、みんなの党を応援したくなった。

私自身は、かねてから言うように、とにかく税制を使ってでもお金を動かさないといけないと考えている。増税と経費を認めるというセットを本気で考えている。

波頭氏は金融資産課税を提言する。固定資産税があるのに、金融資産が無税はおかしいと。

確かにそうだ。

1500兆円の個人金融資産に課税できたら、1%の課税で15兆円。消費税6%分。私なら、ドラスティックに2%取りたい。50年間、稼げなければ素寒貧になる。

ため込むことしか知らない日本人には、金は使うもの、稼ぐものという価値観にしていかないと外国になめられるだけだ。

問題は、それが実現するかである。

政権が変わっても実現しない、大臣になっても実現しない。

官僚になって世の中を変えようとしてもそうはいかない。

アメリカでは、長い間さまざまな運動をしてきた人間をオバマがブレーンとして抜擢した話を伊藤穣一氏が紹介する。

私も、拾ってもらえるならブレーンとやらをやってみたいが、審議会の委員になったところで、実現するものは微々たることばかりだ。

この会に出ている人の危機感とは裏腹に、変わりそうに思えない。

世の中のつま
いといけないと考えている。増税と経費を認めるというセットを本気で考えている。

波頭氏は金融資産課税を提言する。固定資産税があるのに、金融資産が無税はおかしいと。

確かにそうだ。

1500兆円の個人金融資産に課税できたら、1%の課税で15兆円。消費税6%分。私なら、ドラスティックに2%取りたい。50年間、稼げなければ素寒貧になる。

ため込むことしか知らない日本人には、金は使うもの、稼ぐものという価値観にしていかないと外国になめられるだけだ。

問題は、それが実現するかである。

政権が変わっても実現しない、大臣になっても実現しない。

官僚になって世の中を変えようとしてもそうはいかない。

アメリカでは、長い間さまざまな運動をしてきた人間をオバマがブレーンとして抜擢した話を伊藤穣一氏が紹介する。

私も、拾ってもらえるならブレーンとやらをやってみたいが、審議会の委員になったところで、実現するものは微々たることばかりだ。

この会に出ている人の危機感とは裏腹に、変わりそうに思えない。

世の中のつまらなさのほうが深刻な問題である。