何の用途に使うのかわからないとPCについてはアドバイスできないというメッセージをいただいた。

確かにそうだ。基本的にはオフィス(ワード、エクセル、パワーポイント)とメール、インターネット、そしてブルーレイは、自分の映画のブルーレイ版を含めて、ときに鑑賞レベルだが、情報が大量に書けるメディアということで多少の期待はしている。

7もおそらくダメというメッセージもいただいて、多少がっかりというところだ。

ただ、私とてバグのないPCを求めているのではない。さすがにそれは無理もわかっている。いきなりフリーズするのと、それが起こったときの再起動に時間がかかりすぎることに頭にきている。フリーズのほうはVAIOとの相性が悪いという話もあるので、7を試してみようと思っただけである。

さて、昨日は、私の同級生が莫大な借金を背負って開業した今里ハートクリニックで心臓の検査。

最新のCTを導入したので、かなりの解像度で、冠動脈が見られるという。それ以上に冠動脈が細くなっていたときのカテーテル治療の達人が開業したとあってアフターケアも最高のクリニックだ。

知り合いの突然死があったこともあり、人を誘うと、いろいろとユニークなメンツで大阪に検査のために集合する。

三枝成彰さん、弟の健起さん、ドリームインキュベータの堀 紘一さん、私のワインの師匠のアーネスト・シンガーさん、イラストレーターのわたせせいぞうさん。見た目はみんな歳より若い人ばかりだが、どんな結果になるか?

実際、やってみたら確かにすごい。少なくとも動脈硬化はほとんどないということで胸をなでおろすが、ときどき指摘されていた高血圧がどうも慢性のもののようで、心肥大がきているし、心電図変化もあるという。それで心機能が低下しているのだと。

ついに血圧の薬を常用しないといけない。

ついでに腹部もCTをとると肝臓に腫瘍がある。造影剤でエンハンスされていないから、たぶんガンではないだろうとのことだが、ちょっと不気味である。もし転移なら、来年の今頃は、このブログはなくなっていることになる。

ほかの人の結果は守秘義務(私のケースでないからないのかもしれないが)があるので書かないが、皆さん比較的健康ということで予約してあった上本町の「からら」という私が日本でいちばんおいしいと思っている焼肉屋に行く。

ここは一頭買いでいろいろな部位を出してくれる店だが、もともとご主人の目利きがすごくて、こんなにいい牛の一頭買いの店はそうないだろう。

みすじやいちぼだけでなく、めがねとかごんぼとか、いろいろな部位の肉を出してくれるが、どれもが絶品だ。東京にうまい肉屋がないという堀さんが(相当なグルメらしい)、かなり感激していたので、私もほっとする。ご招待したハートクリニックの根来院長も(彼が私の同級生だ)、近くにこんなすごい店があったとはと言ってくれた。

ここは肉だけでなくキムチがおいしい。辛いものが食べられないという三枝さんがお代わりをするようなキムチだ。

最後に出る鍋が絶品で、チーズと唐辛子なのだが、からさよりうまみのほうがよく出るなんとも説明をしがたい味付けだ。

これを最後にリゾットにするのだが、やはり掘さんがお代わりするくらいだから、かなりの珍味と思う(人がおいしいというからおいしいというわけではないが、行動観察をしているとお世辞でないことはわかる)

ということで、不安と満足の入り交じる一日が終わった。(このブログはなんとホルター心電図をつけながら書いているが、これが小さくなったのもちょっと驚いた)