さらにいろいろと私のPCについてのアドバイスを戴く。

本当に感謝している。

どうもハードを変えないでMacに移るのが難しいらしい。

ということでLinuxに勇気をもって乗り換えられるかということになる。臆病者の私は、悔しいがいったん7を入れて、それでもダメなら本気でLinuxにするか、ハードそのものを買い換えることになりそうだ。

こういうダメユーザーがたくさんいる、むしろその手の素人のほうが多いから、MSの天下が続くのだろう。NTTグループの天下がいまだに続いているのだろう。素人をだますというのは、少なくとも欠陥商品をいい商品と思わせると言うのは、ビジネスの王道とは思うが、それを30年も、しかも、世界をまたにかけて、やり続けているビル・ゲイツという人間は、技術的に完ぺき主義であるより、あえて欠陥品を出したほうが、先々儲かるとわかっている点で、まさに商売人の中の商売人といえる。

さて、相続税の大幅増税や経費をなんでも認めることとセットで法人税や所得税を大幅に増税するという話について、「優先順位としては、昔から言われている十五三の不公正税制の是正、並びに脱税の摘発が優先されるものと考えます。」というご意見をいただいた。

宗教法人については、十五三どころかゼロなので、それも含めて課税の平等は私も不可欠だと思っている。

私は、それを解決する手段としても、所得税、法人税の大幅増税と、経費を認めることをセットでやればいいと思っている。

どういうことかというと、経費を認めるかどうかは、何に使ったかを問うのではなく、きちんとしたレシートがあるかどうかで判断するべきだという考え方である。

このレシートを出すことのできるレジスターは、政府のホストコンピューターとつながっている。零細業者に関しては、政府がLANの接続も含めて、貸与するという方法もあるだろう。

どういうことかというと、十五三の三にあたる農業所得についても、農家がそのレジスターを貸与されて、それを買ってくれる農協や農製品の商社、あるいはネット直販の消費者に領収書を出せるようにするのだ。
農協であれ、農製品の商社であれ、領収書がないと仕入れ経費と認められないのだから、領収書を要求するだろう。また、ネットで高給な野菜や果物を買う消費者も税率が高く、経費を認めて欲しい層が多いだろうから、やはりレシートを求める。要するに手書きの領収書を認めず、すべて政府のホストコンピュータ-とつながったレジを経由しないといけない流通のシステムにしたら、農業の人も自営業者も所得のほとんどが捕捉される。十五三は大部分解決するだろう。

パチンコにしても、リフレッシュのための経費として認めてやる代わりに、政府のホストコンピューターとつないでもらう。景品交換については、レシートの出せる人しか、おそらく商品を買い取ってもらえなくなる。金の流れが、いろいろな意味で明らかになるのだ。

信教の自由の観点からは、宗教に使った金も、心の健康のための経費として認めてもいい。ただし、これも政府のホストコンピューターとつながったレジから出たものだけだ。

要するに、税金は高いけど経費を認めてもらえる社会は、金の流れが明らかになる社会でもある。

せっかく、ITがこれだけ進歩したのだから、そのくらいのことをしてもいいと私は考えている。

もちろん、低所得者の人は、税率が低い分だけ経費を認めてもらう必要がない人もいるだろう。とくに非課税レベルの年収の人はそうだ。

そういう人相手の闇の商売もありえるだろう。ホストコンピューターとつながっていない小売業者だ。この人たちは所得を捕捉されない分だけ、税金が安いので、おそらくその分を安く売るだろう。脱税という点ではまずいのだろうが、低所得者向けの店が安くなるのは救貧対策にもなる。

また、高額所得者が税率の安い人からレシートを買い集めることもありえるだろう。90%の税率の層は、20%の税率の人から、レシートの額面の4割でレシートを買うかもしれない。それもある意味救貧対策なのである。

ハチャメチャなようだが、このくらいやらないと十五三の解決はできないように思えてならない。