宗教ビジネスについてのメッセージをいくつかいただく。お金の問題としての批判も多い。

私はある種のサービス業と捉えているので、宗教が金儲けをすること自身には批判をしない(人を騙すのは許せないが)が、税金はきちんと払ってほしい。彼らは人助けをするというが、彼らが税金を払わないおかげで福祉を打ち切られて死に追いやられている人は確実にいる。そして、どの宗教も金儲けに走っているので、本当に困っている人に少しの慈悲を与える救貧型の宗教がほとんど存在しない。

本日は、林真理子先生の誘いで、勝沼のワインツアー。

少なくとも白は確実においしい。甲州種のワインが急に評価を高くしているが、実は甲州のシャルドネがおいしい。

ただ、あまりにいろいろテイスティングをして、最後においしいロースとビーフをご馳走になってヘロヘロになって帰ってきたが、相変わらずPCの調子が悪い。(昨夜の高知の旅館が、LANが入っていなくて部ログが書けなかったのだ)

で、帰ってきて早々、出る前にPCをきっていかなかったのだが、フリーズ。強制終了して、立ち上げると、今度はInternet Explorer もWindows Mailも途中でフリーズ。再起動をかけると、今度はいつまでたってもシャットダウンしない。そこでまた強制終了して、やっとこのブログを書き始める。この間26分。

時間が有り余っている人しか、Vistaは使うなということなのだろう。

Windows7が売れているらしいが、それは7に期待して売れているのでなく、Vistaでないから売れているのだろう。

おそらく世界中の大企業の中でMicrosoftほど負のブランドはないだろう。

今、大金持ちになりたければ、これまでのMicrosoftのワードなり、エクセルなり、メディアプレーヤーなりが全部読めるOSでマイクロソフトでないことを売りにしたOSを作ることだろう。だれも7など信用していないから、マイクロソフトでないという理由だけで買うユーザーはたくさんいるはずだ。少なくとは私ならそれに飛びつく。世界中で数億単位でそんなユーザーがいるはずだ。

「ご安心ください。これまでのMSのソフトが全部読めますが、MSのOSではありません。それだけで安心していただけるでしょう」
というコピーで決まりだ。

私にソフト開発能力があればと地団太を踏んでいる。

国営か民営より、競争があるかないかのほうが意味があるという話になったときに、やはりVistaを欠陥商品にしておいたから7が売れたという話になった。

これはわざと欠陥建築や手抜き工事をして、そのあとに補修工事で儲ける、政治とくっついた悪徳建築会社と同じ手法だ。

さて、昨日高知に行ったのは、エンジン所属の映画監督、奥田瑛二氏、三枝健起氏との映画祭とトークショーのため。

奥田さんが、映画のためにスポンサーの商品を映しこむような妥協はしないと言うと、三枝さんはお金を集めてくれたプロデューサーに悪いからという。

というような監督論を語っていたが、とりあえずお二人の話をきいていちばんためになったのは、監督業というのは頭を下げる職業だということだ。

奥田さんは役者時代は偉そうにしていられたが、監督になるとそうはいかないというが、私の実感もそうだ。

そういえば三枝成彰氏も、作曲家時代はリッチだったし偉そうにしていられたのに、オペラを作るようになってからは、ペコペコ人生だという。

私は頭を下げるのはタダと思っているから監督に向いているのかもしれない。