本日は、こんなに遅くなってしまった

事務所の引越しで家に帰るのがこんな時間になったためだ。

昨日は、世界文化賞のパーティに呼ばれて、日本映画学校の佐藤忠男さんのとなりの席になる。

非常に充実した映画青年の時間を送る。

ただ、本日は、子ども番組「おはスタ」に出演のため、4時起き。

子ども番組は、なかなか苦手である。

で、ぼろぼろの状態で引越し。

今はヘトヘトだ

格差社会が規制緩和や市場原理が原因というのはデマカセというメールをいただく。

同一労働同一賃金がいいと。

アメリカはたとえば、自動車会社の組合が強くて、そんな形態だったが、今はあんな格差社会だ。

格差の解決法は私にもわからない。

このメッセージの主のいうように、同一労働同一賃金も試す価値があるのだろう。(ただし、これも規制であることは間違いない)

私なら、国際競争を多少犠牲にしても、売上高人件費比率を一定にしろというものだ。

たとえば、自動車業界であれば、20%ときめ、それに足りなければ、税金という形で払ってもらう。そうすれば、税金で取られるよりましだから、正社員化したり、賃上げしたりするだろう。

国際競争力の問題を気にするかもしれないが、内需をそれで拡大する。

外国製品は人件費比率が安いから価格競争力をもつが、大衆が金持ちになれば、そういうものは「安物」とばかにされる過去の伝統が復活するかもしれない。

また、人件費をろくに払ってくれない国のものを買うことで、自分で自分のくびを締めることに気づけば、買い控えも起こるかもしれない。

ナチスは、アウトバーンを作るとき、人件費を46%にするという法律を作って、戦争に耐えられるくらい経済を立て直した。

国の強制力で高賃金国家を再建することが格差是正だけでなく景気回復にいいのではと私は信じるが、これも試してみないとわからない。

民主党政権になったが、ろくに「試す」ことがないが、あれこれ試してみないと、世の中は変わらない。