いつものインテリケアワーカーの方(あえてそう書かせていただきますし、ご本人もそれでいいそうです)から、ブログというのは、一回だけ読んで、それにどうこう物言いをするのではなく、連続して読んだ上で、批判なり議論をすべきというメッセージをいただいた。

私もその通りと思う。

ということで、あらためてインテリぶりに感心した。彼の提案する成田空港の跡地に、歴史パークを作るという話も別に悪いとは思わないが、今論点になっているのは、成田で商売をしていた人が食べられなくなる、長い間我慢させられてきた代償はどうなのだという話なので、多少は地域経済にいいと私が勝手に考える話を私のブログで提案しただけだ。もちろん、環境がよくなったほうがいいと考える人もいるだろうし、歴史パークで実は経済効果があるのかもしれないし、これだけの犠牲を払ってきたのだから、免税のアウトレットやカジノを作る権利をくれという話になるかもしれない。

基本的には地方のことは地方に任せろである。

ケアワーカーで思い出したが、最近、往診や訪問看護の自動車がバカバカ駐車禁止でつかまっているらしい。

カメイの天下のような政権だから、これももう少し高齢社会に対応しろとは鳩山氏も言えないのだろう。参議院で飼ったら連立解消を公約にしない限り、民主党に投票する気が失せる。連立解消をすれば、あなた方を逮捕しますよと鳩山氏や小沢氏を脅しているのかもしれないが。

日本の警察国家はまだまだ続く。

さて、森田療法学会で、神戸に泊まっている。

で、前にきいた最高の肉を食べさせてくれる大井肉店に行ってみた。

創業、明治4年で、日本でいちばん古い肉屋がやっているステーキハウスが、4階にある。

神戸ビーフは脂が甘くて、またそんなにしつこくない。

さしがすごい多いほどいい肉と思われがちだが、この上品さは私は好きだ。

肉のたたきなどは絶品といっていい。

焼いてくれる人がこの道30年のベテランで絶妙の焼き加減だし、ガーリックライスもおいしかった。

難点は、ワインのそろいが東京とくらべてイマイチなところくらいだろうか?いいワインを持ち込みにできるとうれしいのだが。さっと開く重めのメルローなどと食べるとさらにおいしいだろう。

ところが、不景気の影響か、たまたま日が悪かったのか、客が私しかいなかった。

肉屋のほうで儲けているからいいのだろうが、ちょっと心配になった。

とにかく、神戸の夜は金曜日だというのに、人も少なく、タクシーもあまり走っていない。

地方都市(神戸で学生時代を過ごした私としては、神戸が地方都市とは思いたくないが)の景気はみんなこんなものなのだろうか?地元からおいしいものがどんどん減っていくのだろうか(実は、昼は明石焼きを食べにいったのだが、東京のほうがはるかにおいしくてがっかりした。中身までかための卵焼きで、つゆも甘かった)?

神戸の場合は、公共交通機関で帰宅できるが、飲酒運転の厳罰化で、よその地方都市はさらにダメージを食っているだろう。カメイ政権の警察国家では、地方はどんどん衰退していくばかりだ。

このまま地方からおいしいものがなくならないことを心から祈りたい。