昨日のブログについて、早速秋田では、民間教育の人が審議会のスタッフになっているとのメッセージ。学力日本一の県は違う。文部科学省はおそらくこの事実を隠蔽するだろう。

中堅私大中退のニートという方からのメッセージ。

起業に成功するために、いい大学に入りなおしたほうがいいか、経済学を学んだほうがいいか・

私も起業家としては、成功者といえないのでなんともいえないが、起業家として私の直接の知り合いで、もっとも成功者といえる南場智子さん(DeNA、年間売り上げ370億円、年間利益180億円)から聴いた言葉。

彼女は、実は出身大学は津田塾大学である。

男尊女卑の考え方の厳しい父親が、女性は勉強するなとか、東京に行って一人暮らしなど許さないという考え方で、結局、寮制の女子大でしか東京に出してもらえなかったそうだ。

大学時代の成績は抜群だったのか、在学中に留学生に選ばれて、そこで英語力に磨きをかけ、今ほどは入社が難しくなかったマッキンゼーに入社して、さらにハーバードのビジネススクールに留学して、MBAをとってマッキンゼーに復職。経営コンサルタントをやっているうちに、自分でも経営をやってみたくなって起業。

いろいろと困難はあったが、起業10年目にして、現在の売り上げと利益をほこる東証一部上場企業にDeNAを育て上げたわけだ。

その南場さんが、コンサルタントのキャリアやハーバードで学んだことが現在の成功につながっているかという質問を受けた際に、経営は理屈どおりにいかない、やってみないとわからない世界だから、とくに役に立ったわけではないという答えだった。

おそらくは本音のところだったと思う。

ただ、私はこのキャリアが役に立っていなかったとは思っていない。これによって、すごい人脈もできただろうし、出資をつのるにしても、この手のキャリアのない人と比べたらはるかに有利であっただろうことは予測がつく。信用がはるかに違うだろう。

ヤフーやグーグルやマイクロソフトが、ハーバードやスタンフォードの在学中に立ち上げたビジネスだというのも、やはりどこの学生かということで出資の集めやすさが違うというのが学歴社会アメリカの現実だという(そういう点でスティーブ・ジョブズがすごいのだが)。

私にしても、ろくに大学に通っていなかったから東大の医学部から得るものはほとんどなかったが、やはり大して頭がよくないのに、勝手に頭がいいと思ってもらえて得をしたことは数限りない。三枝成彰さんなどは、いまだに頭がいいと錯覚してくれている。

ということで、学歴はおそらく知識の問題ではなく、人脈や信用の問題なのだろう。

要するに、起業したい場合、親であれなんであれ、出資者に困らないで、自分のビジネスセンスに自信があるのなら、学歴などいらないが、そうでないなら、つけておくに越したことはない。

ところで、連立協議で、あの社民党が相変わらずダダをこねているという。

この政党は本当に節操のないダニ政党だ。橋下知事でないが、「もっと議席をとってからゴタクを言え》といいたい。あの保坂展人もこの政党だった。

首相にしてもらうためには、平気で自民党と連立し、安全保障政策をかえた社会党の残党政党だ。

社会党も本当にダニ政党だった。関西人ならみんな知っているが、童話利権に群がって、共産党を裏切って(何度もいうが、私は共産党が好きなわけでない。ただ、社会党や社民党よりはまだ筋が通っているし、調査能力があるから野党としての価値があるといいたいだけだ)、社公民なる連合体制を作ったり、拉致問題では徹底的に北朝鮮をかばったりしていた政党だ。これも朝鮮利権のためで、イデオロギーのためでない。

大臣になりたいのなら、もっとおとなしくしていたらいいのに。

おそらくは次の参議院選挙では、民主党が思い通りの政治ができなかったのは、社会党への遠慮のためだったので、単独過半数を取らせてくださいという選挙をするだろう。

ダニはダニとして、そのときに消えてくれればいいのだが。

ただ、社民党はバックに新左翼の過激派がいるので、あんまり悪口をいっていると、彼らのゲバルトにやられるかもしれない。