カープが開幕二連勝

WBCの優勝も原が名監督なのか、選手がよかったのかは、こういう結果をみればわかりそうなものだが、最終的には、これだけの戦力差があれば、リーグ優勝はしてしまうのだろう。

大リーグのような機会均等はいつくるのか?

地方が東京のメディアのいいなりになって、うつ病も含めて33000人の自殺がでているのに、年間400件の飲酒死亡事故を防ぐために、仲間と飲めない文化を素直に受け入れているような国では無理なのだろう。アメリカでは、もちろん、飲酒運転の取り締まりは地方自治のマターである。

さて、同じように東京のメディアのバカ騒ぎのために、地方が大騒ぎになっているのは、今回の北朝鮮のミサイル騒ぎだ。

昨日は、打ち上げを見送ったようだし、おまけに政府が誤報まで流しているが、いくらアホな北朝鮮でも、何らかのメリットがないとこんなことはやらないはずだ。

日本に落ちてくるような間抜けなことをやるなら、向こうにとっても悲惨だろう。

そもそも、ミサイルか人工衛星かの議論にしても、私は人工衛星の可能性が強いと考える。

ミサイルである必要がないからだ。要するに、ミサイルの実験は何度もやっているし、むしろ彼らが自分たちの技術水準の高さを見せたいのであれば、人工衛星のほうが有効だからだ。イランに売りたいと思っているとしても、人工衛星でもあげられることを示したほうがより説得力だってあるだろう。

ついでにいうと、これが可能であれば、偵察衛星もあげられることになる。ずっと日本の上空やアメリカの上空に静止衛星にしておくこともできる。いろいろと使いようがある。そっちのほうがよほどまずい。

もう一つは、長距離ミサイルより、人工衛星のほうが、失敗した際の被害が大きい。上空での切り離しに失敗して日本が被害を被るのは、むしろ人工衛星の場合のほうだ。

北朝鮮を悪い国と思いたい、思わせたいために、あるいは迎撃の口実を作るために、あえてミサイル説を垂れ流しているのだろうが、無駄な金を使うより、むしろ人工衛星を成功させた後の対策を考えたほうが賢明なのではないか?

アメリカ上空に静止衛星をとばすのはさすがに理由がないが、北朝鮮の気象衛星だとかいわれて、日本の上空に北朝鮮の衛星が飛んでいるほうがよほどうっとうしい。

今回の騒ぎも、前回のテポドン、ノドンの実験のときと違い、打ち落とせる道具を手に入れたから騒いでいる、それを試しに使いたいから騒いでいるという説もある。しかし、本当に人工衛星だった場合に、後始末が厄介になる。臆病な金正日がそんなことをするとは思えないが、報復するとかいった手前、何らかの軍事行動をされて、日本もかすり傷くらいは負う可能性はある。

北朝鮮と韓国の関係は終戦でなく、休戦である。そして、日本は休戦国の同盟とみなされていることは忘れてはいけない。

もう一つの考え方として、自民党の政権が不人気になるたびに、北朝鮮が何か悪いことをして、政府の人気が高まるという構造がある。

まず小沢をやつけておいて、次に北朝鮮危機を高める。

ここで解散すれば自民党は勝つだろう。

北朝鮮への見返りは、もちろん、在日のやっている非合法ビジネスには捜査をしないことと、彼らに対する本格的な税務調査をしないことだ。金正日政権のもっとも大きな収入源はそこなのだろうから。

表向きは勇ましい自民党政権は、北朝鮮の生命線なのだろう。