昨日は、夕方、大阪、関西テレビのニュース番組『アンカー』に生出演でコメントする。

ちょっとさえた発言。鳩山大臣は、日本郵政に業務改善命令を出したが、これは民営化された以上手ぬるい話だ。

日本国が、この会社の株主である以上、株主代表訴訟を起こして、損した金額を賠償させれば、もう少し経営者にコスト意識がでるはずだと言った。

ただ、反射神経がいいほうではないので、テレビでいいコメントを出すのが苦手なのも事実だ。

まぐれといったところだろう。

夜は久しぶりに、朝日放送の局長プロデューサー松本修さんと会食。あの関西のお化け番組、『探偵!ナイトスクープ』を立ち上げた伝説的プロデューサーだ。実は、彼は、関西の視聴者参加番組の草分けともいえる『ラブアタック』も立ち上げているが、私はこの番組で、東大生アタッカーの人入れをやっていて、その縁で30年来のつきあいがある。

いずれにせよ、東のテリー伊藤と並ぶ、関西の代表的バラエティプロデューサーといえる。

ただ、経歴は対照的で、大阪の名門朝日放送の社員で、現在局長職にあるし、出身も強大法学部のエリートだ(私の前から暗記数学を実践していた天才でもある)

ただ、番組を作ることの視聴者サービス精神は天下一品の人でもある。

ナイトスクープが東京で受けない(先日、東京でもスペシャル版がオンエアされたのだが)のが不思議だ。

そして、昨日の食事会にはスペシャルゲストも。

ナイトスクープの放送作家の百田尚樹さんだ。

この人もラブアタック時代からの知り合いだが、ボックスという小説が本屋大賞の候補になるなど、新進作家として注目を集めている。

久しぶりにお会いしたが貫禄十分だ。

実はデビュー作の出版にご協力しようとしたが、結局、別の出版社で決まり、私はあまりお役に立てなかった。

世の中、そう悪い人はいないという信念の持ち主だが、実際、松本さんも百田さんもこの世界の人とは思えない善人だ。

今後もときどき食事会をしようということでお開きになった。

次が楽しみだ。