昨日は、エンジンの高知のオープンキャンパスの記者会見で高知に行く。

林真理子先生が大会委員長ということで、「副ならいいか?」と言われて引き受けたら、実行委員長という肩書きをくれた。

そんな柄でもないだろうと思っていたら、昨日、林先生のお子様が急病にかかったそうで、高知に来れなくなってしまった(世間のイメージと違って、かなり立派に母親業をなさっているので、こういうことが起こりえるのだ)。

それでどういうわけか、私が記者会見をする羽目になってしまった。

書き物では偉そうなことを言う人間だが、何度も言うようにかなり気が弱いので、これはかなり困った。

たまたま、森田療法の創始者の森田正馬先生が高知出身であったことや、高知が施設介護率が高い(人口当たりの療養型病床群や特別養護老人ホームが全国でトップレベルなのだ)ことが先進的と思っていたので、高知への熱い思いを語って事なきを得た。

高知のいろいろな人が(知事、市長、地元大企業のオーナー、そのほかの人たち)が暖かく歓迎してくれた。

高知の宴会はすごいと聴いていたが、本当にすごい。飲めや歌えやは、明治時代にタイムスリップした気にもさせてくれる。

これだけでも楽しいのに、「赤い靴」というバーにいくと、リモコンを押すと、高知城がなんとそのビルの上のビームでライトアップされる。

最後のしめの屋台のラーメンと餃子はおいしかった。

高知はラーメンはダメという話だったが、基本が逆にしっかりしている。

食べ物がうまい町は、文化度が高い。

景気が悪くても、元気のいいところや、女性が一緒にのむところ、施設介護率の高さと含め、日本の見本の町は意外に高知かもしれない。

オープンキャンパスは11月27-29日、すべてのセッションがワンコインでみられるし、秋元康演出、中園ミホ脚本、三枝成彰音楽監督のすごい文士劇ミュージカルや、売れている茂木健一郎と勝間和代さんのトークセッションなど(本が売れていて客が呼べるとのことで選ばれたが、私は当分無理なのが悲しい)、盛りだくさんの企画で乞ご期待である。