昨日は、山本益博さんのセッティングで、林真理子先生や三枝成彰先生とすきやばし次郎で初めて寿司を食べる。

人間国宝のように握ってくれる次郎さんのお寿司は確かにおいしいが、最近、歳をとって胃が小さくなってきたせいか、最後のほうに、特別サービスでかんぴょう巻きを出していただいたのは、かなりきた。

いずれにしても、幸せな気分で店を出て、家に帰ると昼寝という段取りだったのだが、ゲラを読みながら、うとうとしていたところに、リゾートトラストからセールス電話がかかってきて寝入りっぱなを起こされてしまった。その後は、うとうとしたがあまり眠れない。

私の場合、昼寝は命である。それができないと、相当、その後の仕事のできにこたえる。病院勤務の日も午後の診察に備えて昼寝をする。この日も大量に原稿を書く仕事が残っていたのに、本当に調子が悪くなったし、ノリも悪い。

電話で着信拒否のサービスがあるのは知っている。確かに、この手のセールスの業者でうっとうしいときは着信拒否にしている。

実は、今回、昼寝の部屋に電話をおいていたのは、雨がふっていて家族が帰ってきたら、迎えに行く予定があったからだ。たとえば、昼寝のときだけは、家族からの電話だけを着信許可にして、それ以外の電話はならないようにしてくれると、ゆっくり昼寝ができる。

この程度のサービスをNTTはやってくれないものか?あるいは電話機でできる機種でもいいが(ご存知の方はメールください)

さて、昨日、警察が芸能界に逆らう人の捜査に熱心だという話を書いたら、アクセス数が一気に増えた。

偶然なのか、それを疑う人が多いのかわからないが、警察というのは、弱いものいじめが好きなのは確かだ。

荷物検査で、液体がみつかって、俺は警察幹部だと騒いだ男がいたらしいが、日本の場合は、立法府が法律を作っても、警察がわざと取り締まらないことがままあるし、カジノ議連にパチンコの景品交換が違法でないと国会で警察が答える(私も、これを違法扱いするより、日本でカジノを作る際に景品交換なら合法にするというほうが現実的だとは思うが、自治体が作るカジノを許さないという姿勢を警察がとる資格があるのか?)。これは、本来司法が判断すべきマターだ。警察が法律の国なのだから、この男だけがおかしいのではない。

さて、高速料金の深夜割引のために、トラックが時間待ちの違法駐車があとを絶たないらしい。

確かに危険だし、そのせいで運転手の睡眠時間も削られるという。実際は、酒気帯びの軽い程度のアルコールより、睡眠不足運転のほうがはるかに危ない。だから、これは本気で取り締まらないといけないが、トラック業界が不況でやむにやまれないでやっているようだ。

だったら、トラックの台数規制や、最低運賃の規制を作って、トラック労働者の生活や睡眠時間を守るべきではないのか?小泉内閣以降、規制は悪いことのように言われているが、アメリカでさえ、タクシーの台数規制があるのだ。いっぽうでは、酒気帯び運転については、世界でいちばん厳しい規制をやっている。

庶民の生活には厳しい規制を加えて、企業は野放しとはどういうことだ。

国民が大切にされない国には明日がない。