あきらめていたラーメン屋に行くことができた。

佐賀新聞社の中尾社長のアレンジで、やま中とかいうすごいおいしいすし屋で食事をしたのだが、(鯨がすごい、絶対に東京では食べられない。あと、ふぐもうにも食べられて大満足。ワインは私がもちこんだ、コントラフォンのミルソーの2000年と、パーカー99点のトルブレック、ラン・リグの2003年。林真理子先生も絶賛してくれた)、やはりラーメンが食べたいとわがままを言って、噂の(自分だけで噂しているのかもしれないが)ラーメン屋、麺劇場玄瑛に行くことができた。

もともとすし屋が薬院の近くだったので、そのラーメン屋も近い。

タクシーでは秋元病院を目印にすること。

店は、劇場のように厨房が見える形で階段席になっている。まさに麺劇場だ。

これでまずければお笑いなのだが、麺がとにかくうまい。

博多ラーメンはスープはうまいが麺がうまいことは少ない。

少なくとも私が食べた博多ラーメンの中で麺はいちばんだ。

スープもなかなか大したもの。

九州グルメの中尾社長も、「これは博多ラーメンではなく、創作ラーメンだが、確かにうまい」と絶賛していた。

三枝成彰先生も、けっこう味に厳しいがほめていた。

こんなに腹いっぱい食べ、こんなに長家を飲んだのは久しぶりだが、あたりのラーメン屋に出会うとやはり嬉しい。