自民党総裁選の候補がおおむね出揃った

麻生氏を除くとすべて東京選出の候補者ということだが、麻生氏だって小学校から学習院だ。

東京のマスコミに受けのいい人でないと総裁になれないという流れが続いている。

ますます地方がおいてきぼりにされることが心配である。

さて、今回は女性の小池氏が出ていることが注目されている。

私はいつも思うことなのだが、女性の政治家は女性を代表しているのだろうか?(これは日米問わないことだ)

たとえば、男性の政治家について、我々は男性の代表と思うことはない。

地方の利益を代表するとか、改革ができるとか、あるいは貧しいものの代表とか、自分のアイデンティティや信条に応じて応援するものだ。

女性政治家の多くは、強い女性、ワーキングウーマン、インテリ女性の代表であっても、日本の女性全体の代表だったり、女性の利益を代表するとは思えない。

むしろ過度な男女同権論者、過度な性教育の推進論者、専業主婦に不利な税制の推進論者など、とても女性全体の利益と相反する人が多い。

第一、今回の女性の総裁候補だって独身だし、将来の総理候補と言われる人は夫を捨てた人である。

母親ですらなくて、本当に女性の気持ちがわかるのかが心配になる。

女性も、女性の真の代表が誰か、女性を守ってくれるのは誰かを見極める必要がある。