前からアメリカワインが大好きだ。

で、今回、ワイン仲間の人たちとナパに旅行に来ている。

私は、娘をペンシルバニアのサマースクールに送ってニューヨークからサンフランシスコ入りして、サンフランシスコの空港で、皆さんと落ち合う。

有名政治家の奥さんがいるのだが、私が落ち合うと、JALのサンフランシスコの支店長を含めて出迎えがあって、皆さんは荷物をもたなくてもよい状態。
やはり政治家はすごい。
今のようにマスメディアが冷たく、利権も大して大きくなくて、私生活も監視されるのに、よくやっていられると思うが、確かに自己愛は満たされるのだと感心する。

夜は、ナパのテラというレストランで会食。

日本人シェフの曽根さんの店。マツヒサのノブさんのお勧めの店である。

今回はワイン帖ということで食事については特に書かないが、ワインは私に選ばせてもらった。

白がキスラーと、ピーターマイケル。
両方とも私のお気に入りだが、キスラーは樽香が利いていて、ピーターマイケルはソービニオン・ブランも混じった漢字の上品な味。

赤はグレースファミリーにした。2003年はそこそこいい年だ。

これもおいしい。
アメリカの高級カベルネという感じで、やわらかい甘みが絶妙だ。

保存状態やサービスの状態がいいこともあるが、あけてすぐおいしいのもアメリカワインの素晴らしさだ。
会食の場が一気になごむ。

そして、アメリカで飲むと値段もリーゾナブル。
グレースファミリーなら、日本でどんなに安く飲んでも10万円はくだらないが、425ドル。

これは嬉しい。

しかも、今回は林先生のおごり。

恩は忘れません(あさってが私がおごる当番のはずですが)