昨日大阪で講演をやった。

心理学をマネジメントに応用する話を大手企業の人事部長クラス約120人を対象にしたものだ。

今回はレスポンスもよく、懇親会でもいろいろと声をかけられて、長い間この仕事をやってきたが、少しはビジネスらしくなる気がしてきた。親睦会では、新潟のおいしい料理とお酒をごちそうになる。
なんやかんやいって北雪のYK35はおいしい。しかし、YKは山田錦のことらしいが、山田錦は新潟ではとれず、兵庫の米を使っているとのことだ。

さて、その後、いつもの大阪の親友(もちろん男性)と飲んだ。

今回の大阪講演でも、その友達との飲み会でも、裏の目的は、次回作の介護映画のスポンサー探しである。

ここでも、それなりにレスポンスがよく、ちょっとずつ具体化させたいと思っている。

たまたま、その飲み屋さんにきた電通の方から、伊丹十三映画の最初のスポンサーは、愛媛のカステラ(タルト)屋さんだったことを知る。
こういう金持ちが現れてくれないかとも願う。

もう一軒ということで、私が大阪で最も気に入っているバーの『ムルソー』に行く。

ここは、バーボンだのコニャックだのの揃いがいいので、締めの店としては最高なのだが、昨日は友達がいるので飲みすぎてしまう。

ただ、いくつも発見があった。

ムルソーという名前の通り、実はワインのそろいもよくて、なんと幻の1961年のラトゥールを秘蔵しているとのこと。

最後の一本なので、あけないといっていたが、今は200万円は軽くするそうだ。

あと、このオーナーはなかなかのやり手で、北新地だけでバーを5軒も経営しているのを昨日初めて知る。

で、小腹がすいたので、マスター(バーテンさん、たぶん、オーナーなのだろう)に、はもの燻製と松茸のパスタを作ってもらう。
贅沢なおいしい味で、料理もできるんだと感心。

前後不覚の夜になってしまった。