今回のLAの滞在では久しぶりにベルエアに泊まることにした

実は、私の常宿は、イーグルスのホテル・カリフォルニアのモデルになったとされるビバリーヒルズホテルである。

ところが、今回7月4日がアメリカの独立記念日で、おいしそうなレストランが軒並み休みだったので、そういう日でも間違いなしにあいているホテルのレストランがあるところにした

ビバリーヒルズホテルのポロラウンジも悪くはないのだが、残念ながらうまいとかいえない

で、以前食事がおいしかったベルエアホテルでディナーを取ろうと思って、今回は泊まりもベルエアにした
(ほかにおいしいのは、ビバリーヒルズペニンシュラのレストランだ)

ZAGATで調べてみたら、以前は相当ベルエアのグリルは高い点だったが、今はなんとビバリーヒルズホテルに逆転されていた。ZAGATはアメリカ人の舌ということになるし、それでMATSUHISAが高い点になっているのだが、私たちツーリストにはけっこうあてになる。

今回は、トリフでつけたマカロニと海老のアペタイザーに、オーガニックのチキンを焼いたものだった

一勝一杯という感じでアペタイザーはおいしかったが、チキンは並だった

ただアメリカやヨーロッパのいいレストランにいくと常に感じることだが、外国の人はトリフの使い方が実にうまい。ただ、上にふりかけるだけでなく、トリフで下味をつけるのだが、これがうまい
やはりZAGATでイタリア料理のLA版でトップにあるジョルジョ・バルディというレストランがあるのだが、ここの白トリフ漬けのビーフ・カルパッチョには腰を抜かしそうになった
日本で食べたことのない味だった

今回は、腰は抜かさなかったが、コストパフォーマンスはよかった

このホテルはバーもいい

この手のホテルバーの嬉しいところはバーテンがかわらないので、比較的簡単に常連になれることだ。

お酒もすごいのがおいてある
フラパンの1888年は一杯975ドルということであきらめて、一杯150ドルのほうにしたがおいしかった。コニャックもバカの一つ覚えのようにルイ13世やリシャールヘネシーでないところも嬉しい

ということで、今回は食事のおいしいホテルの紹介ということで