「先生から見て国立幼稚園はどう思いますか」
との質問も多数いただいております。
私は大変良い幼稚園と思います。
見学に行った保護者の方は、
「絶対通わせたいです。」
とのご意見が多いです。
保育は自由保育なので、自分から進んで遊びを見つけていかなければいけません。
ですから子ども達は
自立をして
大変しっかりしていきます。
黙っていたのでは次に進めません。
この場合はどうしたら良いか、
自然と
年少さんは年中、年長さんを見て学んでいきます。
上の子は、下の子のお世話が自然とできるでしょう。
(セクションごとに手厚く指導をしてくれる先生はいます。)
全員幼稚園受験をして入っている子ども達です。
園側に選ばれた子ども達だけです。
その環境の中から学ぶ事になりますね。
1日1日の積み重ねが、後々の成長にとてもつながっています。
国立幼稚園に通っていても、国立小学校に行くには内部受験があります。
外部と同じ内容です。
その時に行動観察があります。
こちらの教室でも指導をしていく内容です。
与えられた課題に向けグループで考えて進めていきます。
毎年感心する事は、この行動観察の時、国立幼稚園に進んでいる子供たちの処理能力が大変高いところです。
与えられた課題に向かい、自分の意見を出しながら協力して解決していく能力が優れています。
私の教室に通ってくれている内部受験者全員そうなんです。
これは毎日の保育の中で培ってきたものでしょう。
こちらの教室に、1歳半から通ってくれていたお子様。
大人しく控えめな子。
国立幼稚園に進み、年長になり、こんなに成長するものかと驚くほどの成長がありました。
控えめながらも
しっかり自分の意見をみんなの前で言って相談しながら作業ができていました。
違う幼稚園に通ってたら、ここまで積極的にできていたかな？
と思う時もありました。
また、自由保育だけでなく
クラス活動も大切にしている園です。
挨拶等、基本的生活習慣もしっかりできています。
(あくまでも、
こちらの教室に通ってくれている子ども達を見ての感想です。)
その他、私が良いと思う点は
子どもの降園時間が早いことです。
これは昭和の時代からの流れを継いでいるものですね。
幼稚園の年代の子にとっては、
体力的にも、降園時もう少し遊びたいなぁと思えるぐらいで帰るのがベストかと思います。
明日もまた行きたいなぁへと続きます。
ただ、今の時代
令和になりますと、共働きが増えています。
ですから、こちらの園の降園時間は大変厳しいものかと思います。
令和になり、
残念な事に
今は入園希望者も大変減ってきています。
行かしたくても行かせられない保育時間の壁がありますね。
上記はあくまでも、私個人の見解です。