今回の災害派遣に関し「初動が遅い」「逐次投入で効果的でない」といった事実と異なる指摘があることから、防衛大臣が会見で次の通り説明。

自衛隊は1日の発災後、直ちに災害派遣、2日には統合任務部隊を編成し、約1万人の即応態勢。
初日から千人が現地で活動実施、本日は5400人の隊員が現地で活動。

その上で、能登半島の特性、半島の中でも特に先端部分、北部の被害状況が大きいことや、道路が寸断されインフラ網が途絶えているという今回の災害の特性も踏まえ、
初期の段階では、空中機動力を重視し航空機を活用した被害状況の把握に努力。

消防や警察といった関係機関の人員輸送等を実施し、また、地上では自ら道路啓開を実施しつつ、おおすみ等の艦艇も活用した諸活動を実施。

こうした活動を実施しながら、自衛隊は捜索、救助、被災者支援を全力で実施。

生活支援においても被災者の皆様のニーズを把握するため、各避難所を回りきめ細かな対応を実施。

陸海空各自衛隊が持ちうるアセットを効果的に活用し、最大・最速の対処を実施していく。


最新の活動状況は『防衛省・自衛隊(災害対策)』で。