自民党宮城県連で、経産相にALPS処理水放出で政府の責任ある対応を求める要望書を提出。

 

私は放出やむなしと考えているが、現状の政府の対応が続くなら、

8月中や9月上旬の放出に明確に反対するとメディアも取材している中で表明した。

 

私は宮城県漁協全支所の訪問活動を続け、現在3分の2を訪問。

 

漁業者の不安は、ただ風評被害が生じないかということ。

処理水が安全だということが国民の体感でも広がっていれば風評被害は起きないが、その状況に至ってないと多くの漁業者が感じている。

私もそう思う。

 

処理水を真水で薄めて毎日閣僚や私も飲むなど、国民が安全だと体感するような施策を1か月でも2か月でも3か月でもフルでやるべき。

 

放出が決まって、ここに至るまで政府は国民への理解促進をフルでやると思っていたが、全くフルになっていない。

 

また、漁業者からは「どんなことがあっても政府が守ってくれる」という安心する施策になっていないという意見がほぼ全てであるし、私もまさにそう思うし、いざという時に使える基金をもっとしっかりとした形で予算化すべきである。

 

今はホタテが最盛期で、既に中国による科学的根拠を無視した措置で価格も出荷量も下落。

この後カキが出荷のシーズンを迎え、漁業者は皆が不安に思っている。

 

漁業者はお金が欲しくて言っているのでは全く無い。

自らのなりわいの継続と子や孫の代に漁業を受け継ぎ、良質な水産物を国民に届けることを考えている。

 

政府は、中国への経済制裁、国民の理解促進のため打てるべき手をフルで打つべきであり、私は闘っていく。