北京冬季五輪が終了した。

 

選手の活躍には大いに賛辞を送るとともに、ウイグルやチベットなどを弾圧しながらの五輪開催であったことは、大いに非難する。

 

シェアしたのは、2008年の北京夏期五輪で聖火ランナーを務めたウイグル人男性のカマルトゥルク・ヤルクンさんのツイッター。

 

父親のヤルクン・ロジさんが2016年に逮捕され、今はアメリカに在住し父の解放を求め活動している。

 

ヤルクン・ロジさんは「分離主義活動を行った」との理由で逮捕され、2018年に国家政権転覆扇動罪で懲役15年の有罪判決を受けた。

 

ヤルクン・ロジさんは作家で、10年以上にわたって使用されてきたウイグル文学の教科書の編集を担当していた。

 

息子のカマルトゥルク・ヤルクンさんは、

「ウイグルの文化、言語、アイデンティティを維持しようという父の努力を潰すため、中国当局が逮捕し、投獄した」と語っている。

 

ツイートを訳すと、

「ウイグルに対する中国のすべての大量虐殺と侵害を踏まえれば、北京冬季五輪に参加することは、この悪夢を恒久化するのに役立つだけです。

アスリートがオリンピックのステージを利用して、ウイグルに対する連帯と支援を表明してくれることを願っています。」

 

このような悲痛な叫びとともに、別のツイートでは妹さんも動画で父親の開放を求めている。

 

我々は、二度とこのように民族弾圧のもと行われる五輪が無いようにし、ウイグル、チベット、南モンゴルの方々の自由の確立と独立、開放を支援していかなくてはならぬ。

 

https://twitter.com/KYalqun/status/1489230760393510916?s=20&t=PwWnDTZ5rgog9352JH5ERQ