「海上保安資料館」で、北朝鮮工作船と、銃撃を受けた巡視船「あまみ」の船橋模型が同時に展示されるようになりました。

 

横浜にある海上保安庁の「海上保安資料館」には、平成13年に発生した九州南西海域工作船事件の北朝鮮工作船を展示していますが、銃撃を受け損傷した巡視船「あまみ」の船橋は、呉の「海上保安資料館」に展示されていました。

 

ジャーナリストで女優の葛城奈海さんが、北朝鮮による日本人拉致工作の実態や海上保安庁の活動を知ってもらうためにも、来館者の多い横浜で一緒に展示した方が良いのではないかと産経新聞に寄稿し、昨年、海上保安庁担当の国土交通大臣政務官だった私にも提言を頂きました。

 

これを受け、海上保安庁で検討した結果、北朝鮮による工作活動の実態周知と拉致問題の啓発に繋げるためにも展示の充実は必要と判断し、呉からの船橋移設は保全の観点から断念したものの、被弾部分を忠実に再現した船橋の模型を横浜で展示することになりました。

 

工事が完了し、写真のように船橋の前面模型とともに、実際に被弾した装備品の展示が行われています。

 

ぜひ皆様にもご来館いただき、北朝鮮の工作の実態と拉致問題解決に向け強く声を挙げて頂ければ有難いです。

https://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/kouhou/jcgm_yokohama/

 

私もさらにしっかりと行動してまいります。何卒宜しくお願い申し上げます。