本日、自民党の「政策決定におけるアカデミアの役割に関する検討プロジェクトチーム」会合が開催されました。

 

日本学術会議の吉川弘之元会長(リモート参加)、黒川清元会長、大西隆元会長にご参加いただき、ヒアリングを行いました。

 

各議員から日本学術会議のあり方に対する率直な疑問をぶつけ、元会長の方々からは丁寧なご回答を頂きました。

 

いずれも理系の会長経験者でしたが、日本学術会議の課題や改善点についても言及がありました。

 

私からは、会員の任命拒否については、憲法65条と72条、ロッキード事件の最高裁判決において、首相が行政各部に指揮監督権があることは明らかであり、日本学術会議が任命権などで独立性を担保したいのであれば、国の機関として存在し続けるのがよいのか、それとも国から独立した機関で、委託研究などで国の資金を投入するのが良いのかを問いました。

 

各国の学術会議においては、日本のように会員が公務員という性格を持つ所は少ないからです。

 

こうしたことをしっかりと議論し、日本学術会議が真に日本の学術の発展に貢献出来るようにしていかなくてはなりません。

 

 

『“学術会議”問題 元会長3人から聴取』(FNN・フジテレビ)

https://www.fnn.jp/articles/-/98162