「GoToトラベルキャンペーン」は、東京での感染者数増加や専門家の意見を踏まえ、

東京への旅行、東京都に居住する方の旅行を当面事業の対象外(割引対象外)とし、

感染拡大防止策を徹底した上で、22日から開始することを正式に発表しました。

 

ウィズコロナ時代において、感染症対策と経済活動を両立させようというのが、このキャンペーンです。

 

地域の観光・交通産業は、

例えば7月の中小旅行業者における予約人数は前年比89%減となるなど瀕死の状態であり、

7月以降を乗り切ることが厳しい事業者があることや、

裾野が広い観光・交通産業を活性化することが地域経済の回復に繋がるとの観点から、感染拡大策を徹底した上で実施するものです。

 

 

感染拡大防止のための具体策は、次の通りです。

 

旅行業者・宿泊業者に対し、GoToトラベルキャンペーンへの参加条件として、

・チェックイン時は、直接の対面を避けるなど感染予防策を講じた上で、旅行者全員に検温と本人確認を実施。

・検温で発熱がある場合や風邪症状がみられる場合には、保健所の指示を仰ぎ、適切な対応を取ること。

・浴場や飲食施設等の共用施設の利用について、人数制限や時間制限などを設け、3密対策を徹底すること。

・ビュッフェ方式においては、食事の個別提供や従業員による取り分け、個別のお客様専用のトングや箸などを用意し共用を避けるなど、料理の提供方法を工夫し、座席の間隔を離すなど、3密対策を徹底。

・客室、エレベーターなどの共用スペース等の消毒・換気を徹底すること。

・「参加条件」を徹底・実施していることを、ホームページやフロントでの掲示等で対外的に公表すること。

・旅行商品の予約・購入時や、宿泊施設でのチェックインの際に、旅行者が順守すべき事項や、若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行は、控えることが望ましいことを、周知徹底する。

 

以上を参加登録申請の際に求め、これらを実施していないことが確認された場合には、登録を取り消します。

 

 

また、旅行者に対しては、

・旅行前には、検温等の体調チェックを実施し、発熱がある場合や風邪症状がみられる場合には、旅行を控える。

・厚生労働省の接触確認アプリを積極的に利用する。

・検温、本人確認、3密対策はじめ、感染予防に関する従業員の指示に協力すること。協力しない場合、キャンペーンの利用を認めないこととする。

・若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行は、控えることが望ましい。

などの事項を周知徹底し、これらの実施にご協力をいただけない場合は、本事業による支援を受けられないこととします。

 

このように感染予防策を徹底し、実施してまいります。