継続して取り組んできた案件のご報告と途中経過です。
自転車のチャイルドシートに乗せられる子供の年齢制限がこれまでは6歳未満でした。
すなわち、例えば幼稚園ですと年長の途中で乗せられなくなります。
幼稚園、保育園に自転車で送迎している場合、子供が6歳になった瞬間から、法令上チャイルドシートに乗せられなくなるのです。
全国のお母さんやお父さんが困っているとの声を受け、
この制限の緩和を目指し、警察庁に働きかけたり国会質問もしてきましたが、
警察庁が動いてくれまして、今年3月末に「自転車用幼児座席のSG基準」が改定され、
小学校就学前までの子供に、チャイルドシートに乗れる対象が拡大しました。
そして実際に法令上、6歳児をチャイルドシートに乗せられるようになるには、
各都道府県の公安委員会が細則の改正しなくてはなりません。
4月1日に警察庁より各都道県警察本部に事務連絡が発出され、
各都道府県の公安委員会では細則改正の取り組みが始まっています。
すでに、大分県、長野県では細則の改正が行われ、小学校就学前の子供は全てチャイルドシートに乗せられるようになっています。
速やかに全国に広げていきたいので、各都道府県議と連携しながら動かしていきます!
『自転車「幼児座席」年長組もOK 「6歳未満」→「小学校入学まで」 大分県、道交法規則改正』(毎日新聞)